98話 ページ44
A side
僕はちょっと出ていくね〜
と、行ってしまった太郎。
なんなんだ！あいつ！
もう、太郎じゃなくて太郎(爆)にしてやる！((
そんなこんなで太郎(爆)の意味不明な行動に硬直していたが
あっ、これ逃げれるチャンスなのでは...？
そう思い、とりあえず手を外そうとしてみる...が
A｢なっなにこれ...｣
紐などの感触の他に、冷たい物の感触があった
多分手錠かなにかだろう
それがガチャガチャと、いうもんだからバレてしまわないか、心臓をバクバクさせながら取ろうとした。
まぁ、当然、取れないわけで.....
A｢はぁ...｣
そうため息をつくと、いきなりガンッガンッと音を鳴らして5、6回程何かが何かにぶつかるような音がした。
それは、男が出ていった扉の向こうで鳴っていた。
え、なに...
いくらここが廃工場だとしてもこんな音ならないはずだけど...
不思議に思っていると
？｢う"ぁ"ぁっ！｣
今度はうめき声！？
あの男の声より少し高い気がするけど...
あの男じゃ無ければ、もしかしなくても私を助けに来てくれたにも関わらず、返り討ちにあったって事...!?
何やってるの太郎(爆)...！！
早く、早く助けなきゃ…
ここに来るんならきっとシェアハウスの誰かだ
私の勘が外れたっていい。
とにかく、太郎(爆)にやられていることには間違いないんだから。
そう思い
紐などが括ってある柱から遠ざけるように、思いっきり前に重心をかけた。
しかし、案の定ビクともしない。
その後も何回も試みるが外れないどころか手が痛くなる一方だった。
私の顔が青くなるのが自分でもわかる。
早く...早く...早く...!!
ガンッガンッと音をたてながら外そうとしているところに
あいつが来た。
太郎｢あ〜あ、逃げようとしちゃダメでしょ？｣
A｢あなたは何をしていたの!?｣
太郎(爆)はクスッと笑った。
太郎｢ひ み つ
さぁ〜てと、そろそろお喋りな子はお眠りの時間だよ？｣
そういったのと同時に、何かを投げてきた。
それは、私の前まで来て、急に白い煙をあげた。
A｢なにこ...れ...｣
急な睡魔に襲われた。
その時一瞬見えた、太郎(爆)のあの、気持ち悪い口角のあげ方が脳裏に焼くつく。
もう、嫌だ。
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にここ(プロフ) - 白兎さん» コメントありがとうございます！ほんとにそう言って貰えると更新頑張ろうって思えます(泣)告白ですね！ありがとうございます好きです() (2020年4月2日 9時) (
レス) id: f5b679a60d (このIDを非表示/違反報告)
白兎 - やばいなんか面白すぎて腹筋が死にそうwwwwwwwwwwwwww……… 好きです() (2020年3月31日 13時) (レス) id: aeb3c2ad36 (このIDを非表示/違反報告)
にここ(プロフ) - 舞冬さん» 返信遅くなってしまいすみません！なんてありがたきお言葉…!! そうなんですか!?確かに多いですよね〜頑張りましょう!! えっ、こんなそこら辺に居そうなただのキチガイとお友達になってくださるのですか!? ぜひ!!お友達になって下さい!! (2018年8月2日 17時) (レス) id: 4c8cb198dc (このIDを非表示/違反報告)
舞冬(プロフ) - 小説とても面白いです そしてクラリネットなんですね 私もです。 主旋律が多いので大変ですがお互い頑張りましょう よければ友達になってください (2018年8月1日 21時) (レス) id: 7e753944f5 (このIDを非表示/違反報告)
にここ(プロフ) - ちぃさん» コメントありがとうございます！ なんですって！？ちぃさんとは気が合いそうです(最近は、ゴリラかリスかパンダと言われます(( ) 面白いと言ってもらえて、本当に嬉しいです！これからもこの小説をよろしくお願いします！ (2018年1月8日 21時) (レス) id: 4c8cb198dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にここ | 作成日時：2017年2月21日 22時
