天気の巫女は知っている〜KZ×天気の子〜 (ページ3)

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はじまりページ3

天瀬side

『いってきまーす！』

？(母)「いってらっしゃい。」

東京の空は今日も、雨。せめて、転校初日くらいは、晴れがいい。

まぁ、こんな時に神頼みなのも､､､などとかんがえながらも、

「晴れになりますように。」と、強く強く願いながら、鳥居をくぐった。

フワリと空に浮いたまま、カチャリと、母にもらったチョーカーの切れ目が、無くなった。

トンっと着地し、空を見上げると、これまでに見たこともないくらいの、青空が広がっていた。

「わぁ、晴れた！」
「何年ぶりかなぁ？」
「きれー‼︎」
「なんか、涙でるね。」

なんか、うれしっ！ニコリと、笑みをこぼしながら、学校へと向かう。

私の学校は、浜田。

前は、違うところに行ってたんだけど、色々あって、本日転校することになったのだった。

『ここ、か。』
流石、私立だけあって校舎も綺麗だった。

他の生徒の波に沿って上履きへと、靴を変え、職員室へと、向かう。

コンコンコン
『失礼します。転校してきた、天瀬です。』

先生「あぁ、天瀬さんね。あなたは確かうちのクラスよ。よろしく。」
『ええ、よろしくお願いします。』

先生「じゃあ、私が入ってきて、って言ったら、入ってきてね。」
『はい。』