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この部屋から出ないようにと言ってそれを律儀に守っている刀剣男士達
多分本丸を回ってて、この部屋を開けて何かしらの逆鱗に触ったのだろう
「何事ですか?」
そう問うて返ってきたのは刀を弟に向けていた三日月宗近様だ
三「おぉ!主!もう終わったのか?」
「………いえ、悲鳴が聞こえてきたので来ただけです」
父「ひっ!お、おい!息子を離せ!!お前が主なんだろ!何とかしろ!」
「お父様…そうは仰られましても」
父「う、煩い!お前は黙って従っとけばいいんだ!」バキッ
っ、また殴られたのか
お母様はどこに行ったんだ?あ、ハァ、イケメンに目をキラキラさせてる…
殴られて体制を崩した僕を受け止めたのは側にいた倶利伽羅だった
大「蓮!大丈夫か?」ギュッ
「ん、大丈夫…」
弟1「お、おい!いい加減どけ!」
弟2「そ、そうだ!どけ!」
三「威勢のいい餓鬼だなぁ……そんなに殺されたいか?」
?なんで皆様の殺気が強いんだろう
父「お、おいやめろ!く、来るな!」
「なんで皆怒ってるの?」
燭「主くんに何してくれるんだ…」
うわっ、凄い怒ってるな…
父「ひっ、ひぃ」
腰抜かしてるし…
ハァ、バレてるよ短刀達……お父様や弟達の背後から刺そうとしているの
『やめろ』
僕の声が響き襲おうとしていた刀剣男士達は一斉に動きを止めた
「ハァ、お父様、これでお分かりいただけましたか?ここがどんな場所なのか…次来たら…そのときは…生きて帰れるといいですね…」
情けない悲鳴を上げ、這いずりながら出ていくお父様と弟達
たった1人この場を動かなかったお母様が声をかけてきた
母「ね、ねぇ蓮〜?せめて、大倶利伽羅様だけでも家に返してくれないかしらぁ
そもそも、大倶利伽羅様は家に代々受け継がれる刀なのよ?当主でもない貴方が持っていていいものではないわ」
「黙れよ…首と胴体、サヨナラしたいの?ねぇ、もう1回言えるものなら言ったら?」
このときの僕は正気では無かっただろう…本気で殺しに行ったし、目がいつも以上に死んでいたと思う
母「ヒッ…ば、バケモノ!!」
そう言って逃げていったお母様
大「……っ蓮!」
「くり……から?」
大「あぁ、俺だ…大倶利伽羅だ」
「ハァ……よかった………ぁ、皆様方、今回はこちらの事情でご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」
それを言った直後の記憶が無い…あぁ、倒れたのか…
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burrakucat(プロフ) - レオさん» いえいえ、こちらこそ!じゃあ、お友だち申請しまーす!(`◇´)ゞ (2017年7月20日 22時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - burrakucatさん» え、いいんですか!?泣きますよ?泣いていいですか?ありがとうございます!!! (2017年7月20日 21時) (レス) id: c37da0538f (このIDを非表示/違反報告)
burrakucat(プロフ) - レオさん» ここで知り合ったのも何かの縁というヤツでしょうか?宜しければ、お友だち申請しても良いでしょうか? (2017年7月20日 21時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - burrakucatさん» いえいえ、こちらこそお読みいただき有難いです!! (2017年7月20日 21時) (レス) id: c37da0538f (このIDを非表示/違反報告)
burrakucat(プロフ) - レオさん» マジですか!(゜ロ゜)本当に有り難いです( ´∀`) (2017年7月20日 20時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオ x他1人 | 作成日時:2017年6月25日 18時