信じられるのは1振りだけ

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そうこうしているうちに本丸についた

ﾄﾝﾄﾝ
「あの。誰かいますか？」

すると僕より少し大きい男の子が出てきた

？「誰だ？」

「えっと。新しい審神者です。」

？「っ！まぁいい。入ってくれや」



中に入ると
空気はお世辞にもいいと思えないし廊下には血はわかるけど、なんだろう白いのが散ってる
草はボーボーだし空も曇っている


案内してくれてる子についていくと大きな部屋の前についた

？「ついたぞ。入ってくれ」

「ありがとうございます」

襖を開けると物凄い視線を受けた

その目には期待、不安、恐怖、絶望などの感情が伺えた

？「倶利ちゃん！？」

？「倶利坊じゃないか！！」

倶利伽羅の知り合いかな…まぁ、どうであれ倶利伽羅になにかするなら黙ってはないけどね

大「光忠に国永か…久しぶりだな」

あ、なんか聞いたことある
伊達政宗の所で一緒に使われたとかって言ってたような…
確か名前は…


？「お主が新しい審神者か？」

「！はい。蓮と申します。」

三「俺は三日月宗近だ。お主の横におる大倶利伽羅とはどんな仲なのだ？」

「大倶利伽羅は私の家系で代々受け継がれる刀で、私が幼少の頃よりずっと共にいる関係でございます」

？「倶利ちゃんは……その……そこの人間に何もされてない？」

大「巫山戯るなよ光忠……蓮が俺に手を出したことは一度もない。逆に言えば蓮が」
「倶利伽羅……ありがとう。大丈夫だよ」

「えっと、燭台切光忠様。安心してください。先ほど倶利伽羅が申し上げた通り私が倶利伽羅に手を出したことはございません。」

燭「っ！ご、ごめんよ倶利ちゃん；」



「では、私は離の方におりますので、御用の際はお尋ねください………倶利伽羅はどうする？ここにいてもいいけど…」

大「俺は蓮と一緒にいる…」

「ありがとう」

そう言って広間を後にした僕と倶利伽羅

その後広間で話し合いが行われてたのを僕達は知らない

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