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「大倶利伽羅は僕がおじい様から直接受け継ぎました…」
大「だから俺をどうするかも蓮次第だ…」
母「その刀を寄越しなさい!子供には危ないわ、お母様がちゃんと管理してあげましょう。だから早く寄越しなさい!!」
「…だ。」
母「は?」
「嫌だ。お母様みたいな人を人とも思ってない人に大倶利伽羅は渡さない!」
母「このっ!アンタは黙って従っとけばいいのよ!なのに!変に反抗して、恥を知りなさい!」
また殴られると思い目をつぶると優しい腕に抱かれた
大「俺の目の前で殴ろうとするとはな…俺はこれが近くにないとその範囲しか動けなくて蓮を助けれなかったけど今は違う……もうこいつに傷をつけさせない!」
目を開けて上を見るとお母様の手を掴んで、睨んでいる倶利伽羅の顔が見えた
そのときの倶利伽羅の顔は怖かったけど、とても綺麗でかっこよかった…
政「では、蓮様は審神者になるということでよろしいですね?」
チラッと倶利伽羅の顔を見れば優しくうなづいてくれた
「はい。謹んでお受け致します」
政「では、いつごろ行かれますか?」
「それは、今からでもいいということですか?」
政「はい、蓮様の準備が整いましたら玄関の方に来てください。車で行きますので」
「わかりました」
倶利伽羅がお母様の手を押すように離すと、尻餅をついたお母様
なんて情けないのだろう…自分の欲のために必死になって……馬鹿みたい
「倶利伽羅、用意しよっか」
自室に戻り、僕がいたという痕跡を消すために荷物をすべて持ち部屋を軽く整えた
相変わらず荷物が少ないや…ランドセルに数着しかない着替え
筆記用具やノートはどれもおじい様から貰ったものだ
おじい様が亡くなった今、くれる人は誰もいない……そう思えば審神者というのは好都合だったのかもしれない
あんな親に頭を下げるくらいならない方がマシだから
片付けを終え
元々刀しかない倶利伽羅と一緒に玄関に向かった
「お待たせして申し訳ありません」
政「いえ、大丈夫ですよ。では、行きましょうか」
そうして黒塗りの車の中に入り、移動中に詳しい説明を受けた
どうやらこれから僕が行くことになるのはブラック本丸という所らしい
過度な出陣や夜伽…夜伽が何なのかはわからないけど
刀剣破壊や刀同士の強制折り合い
が、主なブラック本丸らしい
元々はホワイトだったけど、初代が亡くなり、前任が屑だったんだって
ラッキーアイテム
革ベルト
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あずきいろ
ラッキーアルファベット
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burrakucat(プロフ) - レオさん» いえいえ、こちらこそ!じゃあ、お友だち申請しまーす!(`◇´)ゞ (2017年7月20日 22時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - burrakucatさん» え、いいんですか!?泣きますよ?泣いていいですか?ありがとうございます!!! (2017年7月20日 21時) (レス) id: c37da0538f (このIDを非表示/違反報告)
burrakucat(プロフ) - レオさん» ここで知り合ったのも何かの縁というヤツでしょうか?宜しければ、お友だち申請しても良いでしょうか? (2017年7月20日 21時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - burrakucatさん» いえいえ、こちらこそお読みいただき有難いです!! (2017年7月20日 21時) (レス) id: c37da0538f (このIDを非表示/違反報告)
burrakucat(プロフ) - レオさん» マジですか!(゜ロ゜)本当に有り難いです( ´∀`) (2017年7月20日 20時) (レス) id: 3b26418c0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオ x他1人 | 作成日時:2017年6月25日 18時