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あれから私は髪をバッサリ切って、買った服を着た。
自分で言うのもなんだけど、完全に儚げな美少年になってた。
低音ボイスの出し方はグ◯った。
(着いた！NRCだ！！)
画面越しで見てたのより、重厚感がすごい。
正門から入って学園長室に行く。
毎日見てたから、校内は把握している。
(この記憶力を勉強に活かせたら良かったのにな。ってあれ、私頭悪かったっけ？)
ツイステ以外の記憶が、霧がかかったようにどんどん消えていってる。
でも、私はここで生きて行くって決めたから。
(男装してる時の一人称ってどうしよう…俺？オレ？僕…？ボクにしようかな。)
シリアスはぶち壊す。
私…改め『ボク』がドアをノックすると、ガチャリと音がして扉が開いた。
「はい。って、おや？貴方は？」
『ボクはA・アンジュです。学園長、大変なんです！』
この世界に来て初のツイステのキャラだ！うん、イケメン。
「ええ！？ま、まあ、ひとまず中に入ってください。」
私と学園長が部屋に入ると、ドアがひとりでに閉まった。
『私は異世界から来て、訳があってこの世界の未来を知っています。』
「何ですって！？」
『学園長、今年は生徒のオーバーブロットが立て続けに起こります。
この世界の学問は分かりませんが、オーバーブロットの要因になりかねないストレスを排除するために、生徒のメンタルケアをするのでボクをこの学校に置いてくれませんか？』
「！！」
学園長は、驚きすぎて最早声も出ていない。
「オーバーブロットが立て続けにですって！？仕方ありません。アンジュ君。
衣食住を確保する代わりに生徒のメンタルケアや身の周りの世話、そして雑用などをやってもらいます。
嗚呼、それにしても今日は有り得ないことだらけです。」
額に手を当て、ため息をつく学園長。
そんな仕草も様になる。
『他にも何かあったんですか？』
「ああ。今日の入学式で、異世界から来た人がいたんですよ。」
悲報 入学式終わってた！
「彼はいま、オンボロ寮、あー、NRCの使われていない寮に住んでいます。
もしかして、彼も同じ世界から来たんですか！？」
『はい、多分。』
「そうですか…アンジュ君、貴方は特別入学にしておきますので、オンボロ寮に住んで下さい。」
『ありがとうごさいます！』
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茨の國のぼっち(プロフ) - 良かった〜！！更新、頑張りますね！ (2021年1月15日 23時) (
レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
もちた - 男装女子とかめっちゃ好きなので更新頑張ってください！！！！ (2021年1月15日 19時) (レス) id: eac30fd62c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茨の國のぼっち | 作成日時：2021年1月1日 2時
