10 ページ10
、
「ん…」
ふと目を覚ますと目の前には白い天井
水泳の授業で滑って転んで…
…あぁ、保健室か
どうやら水着のまま寝ていたらしく肩が少し寒い
結んでいたゴムはどこだろうか
「あ…起きた?」
急に目の前に見慣れた整った顔が現れる
「赤葦…」
「ビックリしたんだよ?」
心配そうに私の顔を見つめる
モブを見つめたところでなんにもならいし需要あるかこれ?
「あら、起きたの…お大事にね、山口さん」
「先生、中村です」
先生にすら名前を間違えられるあたりやっぱり自分はモブだと謎の再確認をする
「赤葦くんが運んできてくれたんだからお礼言いなさいね、先生はちょっと教員室に行ってくるから」
そっか…赤葦が…
って…
は?
「赤葦が!?運んだの!?」
「え、うん」
「重かったでしょ!?知ってるよ!?」
赤葦は考えるフリをしてから答える
「いや?」
「顔にでてるぞなんで嘘をつくんだよ」
いつもの真顔じゃなく柔らかな笑みで「好きな子に重かったって言って傷つけたくないからね」と言う
その言葉で自然に顔が赤くなる
赤くなったのを隠したくなって「もう少し寝るから」と布団を被る
「うん、ゆっくり休んで……おやすみなさい、A」
赤葦が保健室から出ていってもまだ顔の熱は引かない
やっぱカッコいいんだよな、赤葦は…
ダメ人間とかやっぱり信じられない
ダメ人間とか聞こえないから(((
ラッキーナンバー
8
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
158人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜莉須 - 手紙届きました。なるべくはやくお返事を返せるようがんばります (2019年8月24日 18時) (レス) id: a01ef7dce4 (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - こちらこそ!ありがとうございます!更新楽しみにしてます! (2019年8月24日 15時) (レス) id: 6023bfdc85 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須 - 了解です (2019年8月21日 13時) (レス) id: a01ef7dce4 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須 - 更新お疲れ様です (2019年8月19日 18時) (レス) id: a01ef7dce4 (このIDを非表示/違反報告)
亜莉須 - この作品も面白いですね。続きが気になります (2019年8月16日 11時) (レス) id: a01ef7dce4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ