熱 ページ36
『───っ!!』
ハッと目を覚ました。なんだか暗くて怖い夢を見ていた気がする。内容はハッキリ覚えていないけど、すごく怖かった。
ニュート「A?」
『!?…あ、ニュート』
ニュート「うなされてたけど、大丈夫?」
『うん。なんか怖い夢を見ていたっぽいけど…』
私がそう言うと、ニュートはぎゅっと抱きしめてくれた。と思うと、バッと離れた。
…あれ?私なんかやった?
ニュート「A大丈夫!?」
『へ?何が?』
ニュート「……」
ニュートの大きい手が額にコツンとあたる。
ニュート「熱がある」
…やっぱり。昨日頭痛いなーとは思ってたけど本当に熱が出るとは。
ニュート「薬の準備してくるからAは大人しくしてて。いい?」
『わかった』
そう言ってニュートが部屋を出ていってから15分。ずっとベッドにゴロンと横になっているのは暇で仕方ない。
すると、コツコツと窓が叩かれた。見ると、ふくろうが窓を嘴で叩いている。私がベッドから下りて窓を開けると、ふくろうはポトっと本を落として出ていった。
…あ、「教科書にも載っていない魔法薬学370集」だ!長官送ってくれたんだ!!
私は長官に感謝しながら、床に座って本をパラパラとめくった。余計な音は消え、目は本を読むために使われる。
が、あまりにも熱中しすぎて必要な音まで消してしまっていた。
5000hit行きました。本当に有難う御座います。皆様のおかげです。
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リサ - こんばんわ。いつもこの小説を読んでいます。次も楽しみです。闇落ちの方を読んでみたいです。 (9月8日 0時) (レス) @page28 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - みかんさん» コメント有難う御座います。作品を楽しんで頂けて、とても嬉しいです。闇堕ちですね。有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こんにちは。いつもこの小説を楽しみにしています。闇落ちのほうを読んでみたいです!楽しみにしています!! (2019年9月3日 12時) (レス) id: 10b371d446 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - きなこさん» 返信遅くなり申し訳ないです。コメント有難う御座います。そう言って下さり、とても嬉しいです。闇堕ちありですね、有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると幸いです。 (2019年8月29日 8時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - はじめまして、こんにちは!!この作品がとても好きなので、いつも楽しみにしてます♪私的には闇落ちルートありだと思います!!これからも楽しみにしてますね。 (2019年8月28日 9時) (レス) id: 5408dae180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイーザ | 作成日時:2019年7月6日 8時