薬の準備 ページ26
『ニュート、ベゾアール石ある?あと、ビタールートとニガヨモギも』
ニュート「うん。あるけど…」
『なに?そんなに私の作る魔法薬飲むの怖い?』
ニュートはそっと視線を逸らす。なんか傷つくな。
『私、
しょぼんとして見ると、目に見えてニュートが焦り始める。
『わかるよー、私の作った魔法薬飲むの怖いってことは。よく言われたし。だったら長官に頼る?長官とキスする勇気があれば、だけど』
ニュート「えっ!?」
ニュートの顔がみるみる赤くなっていく。面白い。
『…この薬、薬を飲んで呪いを浮かしてキスすることで相手に1度移す必要があるんだって。そうしないと無理だって。だから、ニュートが長官とキスできるなら、長官に頼れば?』
…ニュートと長官がキス、かぁ。なんか面白そう。
ニュート「うぅ…。Aさん、お願いします…」
…なんで敬語?
『はいはい。じゃあニュート、ベゾアール石とビタールートとニガヨモギとハナハッカ取ってきて』
パンパンと手を叩き、ニュートに物を取ってきてもらう。その間に私は大鍋とかき混ぜ棒を準備する。
ニュート「はい。ベゾアール石とビタールートとニガヨモギとハナハッカ」
『ありがとう』
私は大鍋にビタールートとニガヨモギとハナハッカを入れて、ニュートにもう一つ指示を出す。
『じゃあベゾアール石をすり潰して粉末状にして。ニュート、力仕事得意でしょ?』
ニュート「はいはい」
ゴリゴリとニュートがベゾアール石をすり潰す。
『…前に私に自分のことを大切にしてほしいって言ってたけど、その言葉そっくりそのままお返しするね。もう少し自分のことを大切にして』
ニュート「…わかった。A、すり潰したよ」
『じゃあ大鍋の中に入れて』
ベゾアール石の粉末を中に入れると、薬は出来上がりだ。
NEWTレベル
ホグワーツが授与する最高の資格テストです。六年生が学ぶ授業は「NEWT(ニュート)レベル」(めちゃくちゃ疲れる魔法テスト)といい「OWL(ふくろう)レベル」(普通魔法レベル)で一定の成績をとったものだけがこのレベルの授業とることが許されます。
ちなみに今日はレギュラスの日です。おめでとう。
欲を言うと、もっとハリーポッターの映画版でレギュラス出て欲しかった…。
次回、再びキス表現あり。苦手な方はお飛ばしください。
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リサ - こんばんわ。いつもこの小説を読んでいます。次も楽しみです。闇落ちの方を読んでみたいです。 (9月8日 0時) (レス) @page28 id: ebda27dca2 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - みかんさん» コメント有難う御座います。作品を楽しんで頂けて、とても嬉しいです。闇堕ちですね。有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2019年9月4日 16時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
みかん - こんにちは。いつもこの小説を楽しみにしています。闇落ちのほうを読んでみたいです!楽しみにしています!! (2019年9月3日 12時) (レス) id: 10b371d446 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ(プロフ) - きなこさん» 返信遅くなり申し訳ないです。コメント有難う御座います。そう言って下さり、とても嬉しいです。闇堕ちありですね、有難う御座いました。拙い文章ですが、これからも楽しみにして頂けると幸いです。 (2019年8月29日 8時) (レス) id: 4a1e9af14b (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - はじめまして、こんにちは!!この作品がとても好きなので、いつも楽しみにしてます♪私的には闇落ちルートありだと思います!!これからも楽しみにしてますね。 (2019年8月28日 9時) (レス) id: 5408dae180 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルイーザ | 作成日時:2019年7月6日 8時