ニフラーから戻った私

目覚め ページ2

『……ん…』

目を開けると、まず目に入ったのは白く無機質な天井。体を起こして、横を向いたりしてわかったのは、私は白いベッドに横になって、白いシーツにくるまっていたということ。

…ここ、どこ？

私が動く気配を察知したのか、奥から人がやってくる。その人も、真っ白な服を着ていた。

？「あぁ、目を覚まされたのですね。今、人を呼んできます」

それだけ告げ、行ってしまった。しばらくすると、バタバタと音がして人が入ってきた。

『ニュート、ティナ、クイニー、長官…』

…そうだ、あの時私は倒れて…。

記憶が一気に蘇る。となると、ここはMACUSAの病院か。

クイニー「やっと起きたのね。…それにしても、一ヶ月も眠るなんて…よっぽど体に普段が大きかったのかしらね？」

『え！？私一ヶ月も寝てたの！？』

…あんな力使って意識失って、目覚めたら一ヶ月も立ってました、なんてシャレにならない。仕事たまりまくってるだろうなぁ…。

クイニー「仕事は大丈夫よ。皆で手分けして済ませたわ」

『心を読まないでクイニー。でも、ありがとう』

ティナ「でも無事に目が覚めてよかったわ。すごくニュートも心配してたのよ。ね、ニュート？……ニュート？」

ニュートの方を見たティナが軽く目を見張ったので、私もニュートを見た。

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