ニフラーから戻った私

連れ去り＆お知らせ ページ28

私は朝、MACUSAに着くとすぐに長官室に向かった。

長官「A、スキャマンダーは治ったか？」

『はい。あの本の通りにしたら、ちゃんと呪い解けました。ありがとうございました。本、お返ししますね』

長官「いや、この本は君が貰ってくれ」

私はカバンから借りた本を返そうとしたが、やんわりと断られる。

…え？

『いやいやいや、この本、すっごく貴重なんですよ！？持っている人がすごく少ないって』

そう。この「教科書にも載っていない魔法薬学370集」は「教科書にも載っていない呪文学370集」より持っている人がぐっと少ないそうだ。
たしか、そんなに発行していないという理由で。

長官「私はもう一通り作ったからね。君にあげよう」

『……』

…いや、欲しいけど。喉から手が出そうなくらい欲しいけど。

長官「どうした、いらないのか？」

『…ありがとうございます、長官。失礼します』

私は本を抱えて長官室を出ると、エレベーターに向かって歩き出した。その時、誰かが私の腕を掴んだ。反動で本が落ちる。

『！？』

？「来い」

男の声がして振り返ると、全身真っ黒のローブを着た人がいた。

『…っ！』

…前に誘拐されかけた時にいた1人だ。どうしてここに！？

抵抗したが、首に杖を当てられる。男は私の腕を引っ張ってどこかの部屋に入った。部屋の中は真っ暗だったが、真ん中に灯りで照らされている椅子があった。

男は私をその椅子に座らせて私から杖を奪って出ていくと、椅子から勝手に鎖が出て私は椅子に縛り付けられた。






大変申し訳ないのですが、皆様に協力して頂きたいことがございます。

闇堕ちネタについてどう思いますか？

というのも、少しネタバレになるかもしれませんが、実はAを闇堕ちさせようかなー…などと考えています。救済ルートは作るつもりですが。

それで、闇堕ちに関して皆様の意見をききたいです。

世の中には、「闇堕ちいいよ！」という方もいれば「えー闇堕ち？やだー」という方もいると思うからです。

コメント欄で、「闇堕ちいいよ！」や「えー闇堕ち？やだー」などと教えてください。ぜひ、お願い致します。

明らかになった悪事→←解呪

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す