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ニフラー!? ページ3

鏡に映る自分の姿―だろうけど、自分の姿ではないものを見た瞬間、絶句した。

…ニフラー!?

なんと鏡に映っていたのはニフラーだった。私が手を挙げると、鏡に映っているニフラーも手を挙げる。

…うん。間違いなくニフラーは私だ。

しかし他のニフラーとは違い、目が青い。元の私の目と全く変わらない。でも、その青い目以外で私と判断出来るところは全くない。さらに、私の目はどこでもあるような色の目だから、この鏡に映っているニフラーが私だと気づくことはないに等しい。

…私、このままニフラーは私であることに気が付かれないままニフラーとして一生を過ごすのかな?

それだけはいやだ。絶対にいやだ。そんな悲しい生き方はない。

…だから、なんとしてでも元の姿に戻らないと…!

私は今いるベッドを降りて、杖をおいている机に行き、杖を取った。大きくて手では持てなかったから、そっと口でくわえた。

そして、ベッドに戻ると杖の先を私に向くように杖を立てて私は杖の前へ立つ。

…よし。

『キュキュッキュ!』(レベリオ!)

…あれ?

何も起こらない。しかもさっき自分の耳に入ってきたのはレベリオという私の声ではない。明らかにニフラーの鳴き声だった。

『キュッ!キュキュキュ!!』(ルーモス!!)

私は必死になって、ごく簡単なルーモスを試してみたが杖の先には明かり一つつかない。

…う、そ、でしょ…?

こうなったらもう自力で自分の姿に戻ることは出来ない。さらにニフラーの言葉ではニュートと話すことさえ出来ない。

…まぁね、姿ニフラーで人間の言葉を話すわけないって思ったよ。しかも姿ニフラー言葉人間って怖いし。だからまだ怖くなくていいじゃん。

そう思ってはみたものの、やっぱり悲しい。またどうにか出来なかったという悔しさも出てくる。

どうにか出来ないかと部屋の中をぐるりと見渡したとき、視界の隅にニュートから貰ったトランクが目に入った。

…そうだ!ニュート!ニュートならどうにかしてくれるはず!!

私はベッドから降りて、トランクのところに行ってトランクを開けた。体が小さいせいでいろいろ大変だったけれど、なんとか開けられた。


それから、私はトランクの中へと降りていった。




文字数がヤバいため、解説は次のページにて。

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ルイーザ - もちもちさん» ありがとうございます!ファンタビを見ていて、あぁーニフラーになってニュートと一緒にいたい…と思ったのがきっかけです笑 (2019年3月2日 19時) (レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 自分が二フラーになるというのは斬新なアイデアですね!!! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 1a117e39f3 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ - かなとさん» 外しておきました。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月1日 17時) (レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読んでオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月1日 16時) (レス) id: 32a3956d03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルイーザ | 作成日時:2019年3月1日 14時

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