また絶望 ページ20
…となると、残る人はダンブルドア先生とニュートのお兄さんか。
ニュートのお兄さんは悪い人ではないが、闇祓いの局長をやっていて、若干怖い印象がある。…というか、ニュートと付き合い始めた頃にたまたま手を繋いでいるのを見られて、ねぇ何してるの？と半分脅されたのだ。っていうことで、ムリ。
ダンブルドア先生は…、イギリスにいて、今ニュートはアメリカにいる。ポートキーは使えない。ニュートと一緒に行ったら大丈夫かもしれないが、まずニュートに言葉が伝わらない。よって、ムリ。
…あれ、あと誰がいた？
ダンブルドア先生、ニュートのお兄さん、長官、グリンデルバルドと数えてもう残る人はいないことに気がついた。
…あれ、ということは、解いてもらえない？
また体が冷たくなる。それはどんどん広がっていき、床が凍る。周りの魔法動物たちは、小さくパニックを起こしている。
…動物に危害が加わると、ニュートに嫌われる。それは、嫌だ。
私は力を振り絞って、冷気をなんとか押さえた。そのとたん、力が抜け床にうつぶせになる。
『キュ』(ごめんね)
そうつぶやくと、もう大丈夫だとわかったのだろう、動物たちは落ち着いて静かになった。
…あぁ、何を考えても最期に行き着く答えが「戻れない」になるよ。もう、嫌だ。
頭に何か置かれて見てみると、絹のような毛が置かれていた。デミガイズのドゥーガルだった。
デミガイズ
極東地域で見られるが、脅されると姿を消すため、そうやすやすと見ることはできない。おとなしい草食動物で優美な猿のような姿をしており細く長い、絹のようなシルバーの毛が全身を覆っている。憂いを含んだ大きな黒い目は毛に隠れていることが多い。毛皮は、織れば透明マントになる。
(幻の動物とその生息地より抜粋)
最近暗い内容ばかりですみません。
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ルイーザ - もちもちさん» ありがとうございます！ファンタビを見ていて、あぁーニフラーになってニュートと一緒にいたい…と思ったのがきっかけです笑 (2019年3月2日 19時) (
レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
もちもち - 自分が二フラーになるというのは斬新なアイデアですね！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 1a117e39f3 (このIDを非表示/違反報告)
ルイーザ - かなとさん» 外しておきました。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月1日 17時) (レス) id: 9b9c086320 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読んでオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月1日 16時) (レス) id: 32a3956d03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイーザ | 作成日時：2019年3月1日 14時
