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夜蛾の圧迫面接とも言える面談によくわからずに答える虎杖。だがこれも虎杖の為になるものなのだ。
夜「その先の話だ。呪いを学び呪いを祓う術を身につけその先に何を求める。」
そこでやっと顔をあげる夜蛾。虎杖はまだその言葉の意味を理解しきれていない。
虎「何っていうか、宿儺の指回収するんすよ！ほっとくと危ないんで」
身振り手振りで話す虎杖に『なぜ？』と更に問い詰める。
夜「事件、事故、病気。君の知らない人間が日々死んでいくのは当たり前のことだ」
その様子を見て五条は『始まった』と慣れた様子で言う。そしてAの手を握り遊び始める。
それを気にすることなくAは夜蛾と虎杖のやり取りを見ている。
夜「それが呪いの被害となると看過できないというわけか？」
すると虎杖は強気に『そーゆー遺言なんでね』といい
虎「細かいことはどうでもいいっす、俺はとにかく人を助けたい。」と続けた。
夜「遺言？つまり他人の指図で君は呪いに立ち向かうと？、、、、、不合格だ！」
とキッパリとつげる夜蛾。そして1つの呪骸を操る。
虎「、、！人形じゃ、なかったのか！？」
夜「呪骸、人形だ。私の呪いが籠っているがね」といい手で振り払う動作をし呪骸を虎杖へと仕向ける。
夜蛾は『窮地にこそ人間の本音がでるものだ』といい呪骸と虎杖の勝負が始まる。
割合
そして夜蛾の言葉と共に虎杖は自分の中で答えを導きだす。
夜「今一度問う、君はなぜ呪術高専に来た！」
呪骸から強烈なパンチをくらい虎杖は思う『運動も喧嘩も人並み以上に出来たけどそれは自分だけが出来ることは思ったことは1度もない』と
呪骸を押さえ込み思いをそのままつげる
虎「宿儺を喰う、それは俺にしかできないんだって。死刑から逃げられたとしてこの使命から逃げたらさ、、、、
彼は想像する。使命から逃げた自分を。
『飯食って風呂はいって漫画読んで。ふと気持ちが途切れた時。ああ今宿儺のせいで人がしんでるかもなってへこんで、、俺には関係ねー俺のせいじゃねぇって自分に言い聞かせるのか？？』
彼の気持ちとリンクするかのように揺れていたロウソクの火が真っ直ぐに止まる。
そんなのごめんだね!
、、自分が死ぬ時のことはわからんけど
決意のこもった目ではっきりと告げる。
生き様で後悔はしたくない！！」
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作者名：吉村 | 作成日時：2020年11月24日 14時
