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2人の実地試験も無事終わり、伏黒と五条が子供を見送りに行く。
Aは幼い子は少し苦手なため虎杖達とまっている。
釘「あたしお腹減るとと機嫌悪いの、知ってた?」
それに対し虎杖は小さい声で『不機嫌じゃない時あんのか』と呟く。
「釘崎、悟がこの後ディナーを奢ってくれるからそれまで我慢しなさい。」
すると釘崎は目を輝かせ『まじ!やるじゃん五条先生』と喜ぶ
虎「、、、単純だな」
そう言う虎杖に『あ?なんか言ったかコラっ』と威嚇する釘崎。そこへちょうど五条達が戻ってくる。
五「お疲れサマンサー子供は送り届けたよ」
そうすると虎杖はまるで威嚇する釘崎から逃げるかのように五条の元へゆくがご飯を食べれるからか釘崎は切り替え後をついて行く。
五「今度こそ飯行こっか」
そして、それぞれの食べたいものハイテンションで告げる2人を横目に『確認が終わったらデートへ行く』という約束を守る気がなさそうな五条に対し寂しさを覚えるA。
五「まっかせなさーい。恵は?」
そう聞かれる恵だが出番がなく拗ねているのでスマホの画面を見て答えない。すると五条はあっさり恵を置いて釘崎、虎杖の背を押し歩いて行く。
「伏黒、拗ねないの。私だってデートの約束を守って貰えなくて機嫌が悪いのよ。」
そう、デートの約束をされていたが可愛い生徒の期待を裏切らないのが五条悟だ。きっと任務が終わったあとにご飯に連れていくことは分かっていた。
かくいう五条はデートの約束はしっかり守るつもりなのだが何故か変な所でネガティブなAはそれに気づけない。
伏「え、そうなんですか。(五条先生に限ってそんなことないと思うけどな、、、)」
じゃんけんの結果寿司屋へ行くことが決まった一行は寿司屋へと来ていた。
そして着くや否や五条は伏黒に結構多めに現金を渡し
五「じゃ、僕とAはデートしてくるから好きに食べてて」
と言いAの腰に手を回し店を出ていく。
店を出ていき呆気に取られていたAは、ハッとし慌てる
「ちょ、ちょっと五条!いいの?あの子達を置いていって」
そんな様子を見て五条は『可愛いなあ』とクスッと笑い
五「僕が君との約束をすっぽかす訳ないでしょ?それと、さっきまで悟って呼んでくれてたのになんで五条?君も五条でしょ」
顔を真っ赤にしたAを連れデートへ行くのであった。
3人目の1年生編、これにて完結
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作者名:吉村 | 作成日時:2020年11月24日 14時