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コインロッカーに3人目の1年生である釘崎野薔薇が買い物した荷物をしまう。そして五条が釘崎に虎杖達へ自己紹介するよう促す。
五「それじゃあらためて、、」
釘崎は腰に手を当てキリッとした様子で自己紹介をする。
釘「釘崎野薔薇、喜べ男子紅一点よ」
そしてAは、自分がいるのにも関わらず紅一点と言ってのける彼女に少しむっとする。その様子を見ていた五条はAの耳元で『Aは僕だけの女の子だからね数に含まれてないんじゃない』と訳の分からないことを囁いていた。
「釘崎と言ったかしら、あなた私の姿が見えてなくて？実質紅一点ではなくて紅二点よ。」
囁いてきた五条を無視して釘崎の前まで行き言ってのけるA。
釘「？1年生は3人だけって聞いていたけど増えたの？まぁ、いいわ。あなたものすごい可愛いわね女同士仲良くしましょ！」
本当に姿は見えていなかったのか突然前に出てきたAに驚きながらも案の定同級生だと勘違いし握手を求める釘崎。そしてそれを見ていた男子共は笑うのを耐えていた。若干1名爆笑していたが。
「っ、、！私は、同級生じゃありませんわ貴方の副担任なる浅成Aよ。」
怒りたいところだが相手は生徒。自分より年下なので耐えて普通に握手をする。
釘「はぁ！？同級生じゃないの、肌つるつるだしめちゃくちゃ可愛いしどうなってるの！」
と何故か目を輝かせAをべた褒めし日頃のスキンケアなどをどうしてるか質問攻めする釘崎にタジタジになりながらも褒められたことが嬉しいのか頬を染め聞かれたことに答えるA。
五「はいはい、野薔薇落ち着いて。女の子同士盛り上がるのはいいけどうちの男子とも仲良くしてあげて」
そう五条が興奮した様子の釘崎を落ち着かせ、虎杖達にも自己紹介するよう促した。
虎「俺！虎杖悠仁、仙台から。」
伏「伏黒恵」
そんな男子二人の様子をジト目で見つめ脳内査定に入った釘崎は溜息をつき『私ってつくずく環境に恵まれないのね』と言う。
虎「人の顔を見て溜息をついてる」
そう眉をさげ不満げに言う虎杖。そして冷静に『これからどっか行くんですか』と五条に質問する伏黒。
五「んふふふ、せっかく1年が3人揃ったんだ。しかもそのうち2人はおのぼりさんときてる」
そう言い溜めて無駄にいい声でこう言った
五「行くでしょ、東京観光」
こうして愉快な1年が3人揃ったのであった。
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作者名：吉村 | 作成日時：2020年11月24日 14時
