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五条に勝手に制服をカスタムされたことを告げられしばらくの沈黙の後『ま、いっか』と納得する虎杖にそれでいいのかと思うA
伏黒は日頃五条のそういう面を見て来ているからか『気をつけろ、五条先生そーゆーところあるぞ』と虎杖に注意を促した。
伏「それより、何で原宿集合なんですか」
と、わざわざ原宿に集合する意味を問う伏黒
五「本人がここがいいって」
興味が無いようにその質問に答える五条。
「私、人が多いところは苦手なのよね、、帰ってもいいかしら」
1人、本気で帰ろうか悩むAの独り言を聞いていたのか五条はAをバックハグし耳元で囁く
五「帰ったらだめだよ、"確認"が終わったあと僕とデートしてもらうんだから」
突然のデートの誘いに驚いたのかそれとも耳元で話されたことに驚いたのか慌てて五条を振り払い離れる。
そんなやり取りに見向きもせずに田舎からでてきた虎杖は初めての原宿にテンションが上がり『ポップコーン食いたい』と言いながら1人で観光を楽しむ。
伏「先生、イチャイチャするなら他所でやってくださいよ。浅成先生も困ってますよ」
至ってまともなことをいう伏黒。Aは内心もっと言ってやれと思うが顔には出さない。
五「恵ったら、自分に彼女がいないからって嫉妬は良くないよー?それとも僕にかまって欲しいのかな」
そうふざけた調子で答える五条にイラつきを覚えた伏黒は虎杖の元へと無言で行く。
「生徒が可愛いのはわかるけど、からかいすぎるのも良くなくってよ?それに伏黒の言ってることはまともだと思うわ」
少し嫌味も込めて五条に注意するが五条は気にする様子もなく『だってAが帰ろうとするからさー僕悪くなーい』といい伏黒に続き後をついて行く五条。
「はぁ、、デート楽しみにしてますわ」
先に行ってしまった五条に聞こえるか聞こえないかの声で呟くA。
確信犯かは分からないがAを帰らせないようにすることに成功した五条はそれはそれは嬉しそうな顔をしていたらしい_____
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五「僕も楽しみだよ、、ふふっ」
そしてそのまま虎杖達の元へ行き3人目の1年生を見つけた五条は『おーいこっちこっち』と躊躇する虎杖達を気にせず呼びかける
すると三人目の1年生である彼女は『やばーあの目隠しどうなってるの』と楽しそうにこちらへと来るのであった____
続く
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作者名:吉村 | 作成日時:2020年11月24日 14時