3 ページ3
ついにライブ当日
もちろんなごみは大はしゃぎ
この頃は、そこまでキンプリガチ勢でも無かったからか
そこまではしゃげなかった
ライブ会場はファンで埋め尽くされている
もちろん
「A、私らんとこ、一番前!」
『一番前!?』
一番前って…結構キツイよ!?
でも、キンプリの人達を間近で見れるからまあ良いか…
「きゃーーー!!!」
ファンが黄色い歓声を挙げた
それと共に、曲も流れ始めた
「〜♪」
「きゃーーー!!!」
「ぎゃあああ!!!」
普通になごみの声ヤバいよ、いつものキャラ崩壊してるもん
その中で私は、キンプリに気付いてもらえるように一生懸命ペンライトを振る
するとなごみのスマホで見た平野紫耀さんと、一瞬だけ目が合ったような気がした
そんな訳ないよね、とは思ったけどその瞬間、私の方に手を振ってくれた
驚いて、思わず後ろの方をチラチラ見てしまう
すると
「君にやったんだよ」
と、口パクで私に言っているかのように見えた
その時、胸が熱くなった
もしかすると私、恋に落ちました
84人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なごみ | 作成日時:2020年12月15日 17時