46話…ありがたいトス ページ5
「ふぐっ」
翔陽はｶｽｯとボールをしっかり打てなかったが、相手コートに入り、翔陽達のチームに点が入った。
「アッブねー…空振るトコだった…」
「お前、何をイキナリ…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
「でもちゃんと
おれにトス、持って来い!!!」
翔陽の言葉は影山の心にストンと落ちた様な気がする。
「おいお前ら
「クイック??」
翔陽…クイックって知らなかったの?
「今みたいな速い攻撃だよ!!」
田中さんは大きな声で驚きながらそう言った。
「?全然、おれポォーンて高く山なりに上がるトスしかうったことないです」
「でも今やったろ!?それにお前中学ん時素人セッターのミスったトス打ったろ!ああいう…」
「えっ?でも覚えてないです」
「〜っ」
「田中さん、これが翔陽です。諦めて下さい」
素人セッターって泉の事か。
「でもおれどんなトスでも打ちますよ!打つからな!!」
翔陽は田中さんに言ったあと、影山の方にも向いてそう言った。
「……合わせたこともないのに速攻なんてまだ無理だろ」
影山は翔陽の言葉にそう言い返した。
てか影山無理って言った?何か似合わないな、その言葉。
「なんだお前変!そんな弱気なのきまちわるい変!!」
「…うっせーな」
翔陽は私と同じ事を思い、それを影山に向かって言った。
翔陽もやっぱり思ったか。
「"王様"らしくないんじゃなァ〜い?」
「ﾑｶｯ今
翔陽は月島の言葉にまた怒った。
翔陽よく疲れないな…私だったらもう顔痛くなってきてるとこだ。
「まァーたそんなムキになっちゃってさぁ。なんでもがむしゃらにやればいいってモンじゃないデショ、人には向き不向きがあるんだからさ」
その言葉にムカついた田中さんは今にも殴りかかりそうだ。
それを瞬時に気付いた澤村さんがネットごしで止める。
「…確かに中学ん時も…今も…おれ、跳んでも跳んでもブロックに止められてばっかだ。だけど…
──あんな風になりたいって思っちゃったんだよ」
翔陽はまっすぐ月島を見てそう言った。
「だから不利とか不向きとか関係ないんだ。この身体で戦って勝って、勝ってもっといっぱいコートに居たい!」
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みずい(プロフ) - 涙さん» ありがとうございます!!ﾉﾛﾉﾛ更新ですが楽しみに待ってて下さい!!! (2020年1月24日 17時) (
レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - 続き楽しみに待ってます！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: 5e6c663fd7 (このIDを非表示/違反報告)
みずい(プロフ) - Ｒ!Ｎさん» またコメントをくださってありがとうございます!!頑張ります!!(作者はサンタさん来なくて悲しかったのでこれで回復しました) (2019年12月26日 14時) (レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ!Ｎ(プロフ) - おかえりなさい！これからも頑張ってください！ (2019年12月25日 10時) (レス) id: 5067a2983b (このIDを非表示/違反報告)
みずい(プロフ) - ソフィアさん» ありがどうございまず…(泣)ただいまです!!更新お正月休みなんてなしでしますよー(多分) (2019年12月24日 16時) (レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずい x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku.mizui.
作成日時：2019年11月9日 11時
