【ハイキュー】青春が始まりました。2

68話…強面なのに ページ30

「…とにかくっレシーブだ!それができなきゃ始まんねぇ。明日からみっちりやるからな!!」

「オース」

「あざしたー!!」

「したーっ」

「おう ストレッチサボんなよ」
━━━━━━━
ストレッチが終わった後、翔陽と(無理やり)アサヒさんの所へ行く。

「アサヒさんっ」

「? うん?」

「…おれはエースじゃないけどエースの前に道を作ることはできます。最強の囮になります…!」

翔陽は自信満々にそう言ったかと思えば「あっかっ影山のトスがないとできないけど…だから…だからえーと…えーとあ〜う〜」とｵﾛｵﾛしている。

多方なんて言えば良いか分からなくなったんだろう。

それを見越してアサヒさんが

「エースってさ、大抵WSのレフトポジションの選手がそうよばけど。俺とか田中とか」

「? はい」
「? はい」

「3枚ブロックをブチ抜けるとか大事なとこでトスが集まるとか。それは確かにエースの役目だけど…あんな風にセッターに言わせらるのもとんでもなく凄いことだと思うよ」

とそう言った。

「??」
「??」

そんなに凄いことなのかバレー歴が浅い私は分からなかった。

あとアサヒさん強面なのに中身は怖くない…

「えーっと…だから…あの〜なんだ どんな呼び名でもポジションでも敵チームに1番恐れられる選手が1番カッコイイと思わないか?「あのMBヤベーぞ気ぃつけろ!」とか言われてさ!」

おー確かにカッコイイ…!

翔陽もそう思ったのかｺｸｺｸと相槌をいている。

「負けないからな」

「!! オス!!!」

「あっでも俺は…レギュラーに戻してもらえたらの話だけど…」

あれ?意外と気が弱い??

「…旭はでっかいクセにホント気は小さいな〜」

アサヒさんの後ろにいた菅原さんが笑いながらそう言う。

「ハハ…」

「あっ旭にAちゃん紹介してなかった」

自己紹介したらいいのかな…?

「えっと1年のAAです。よろしくお願いします」

「お、俺は3年の東峰旭…デス。えっと…よろしくお願いします?」

「旭硬すぎだろ。あと顔赤い(笑)」

菅原さんは旭さんの自己紹介に笑った。

旭さんは「笑うなよ!!」と顔を赤くさせ菅原さんに言った。

…旭さん強面なのに中身は怖くない(本日2回目)

「じゃあ1発シメてとっとと上がれー」

烏養さんのが掛かり円陣を組む。

「烏野ファイッ」

「「オース!!」」

そして今日部活は終了。

───合宿まであと約1週間


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サボってすみません。

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