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家に帰ってった部屋にこもって泣いた。

ずっと続けていたバドも辞めようか考えていた時。

カチャ

「!!A…」

「美奈…?泣いてるの?」

Aが部屋に入って来た。

「なんで家にき…」
「どうしたの」

「へ?」

「誰に何をされたの?」

Aは私の肩をガシッと掴んでそう聞いた。

「別…」
「別にじゃない。ちゃんと言って」

言わないと私の母さんに言うと言われた。

だからポツポツと話し始めた。

・先輩に悪口言われてる事
・ラケットを破られた事
・教科書とか入っている鞄にスポドリをかけられたこと。
・Aから貰ったキーホルダーを取られたこと
・蹴られたこと

全て話すと

「気づけなくてごめん。少し協力して」

「え…?」
━━━━━━━━━
次の日。放課後

会議室に私とA。虐めてきたクソ先輩2人、その担任と教頭、部活の顧問が居た。

私は先生の多さに少し緊張した。

そしてAは口を開いた。

「今からそこの2年生達が私の親友にどれだけの事をしたが説明します」

え?

「美奈によると昨日そちらの先輩2人に蹴られたそうです。見てみると背中にはアザがありました。この位置はどう考えても自分ではつけられません。傷害罪ですね」

そう言ったら私の切られたラケットを取り出して。

「これは切れたのではなくどう見ても刃物で故意に切られたラケットですね器物破損。それにスポーツドリンクでふやけた教科書ですが、美奈は昔からスポドリが苦手なので」

A…私の事見てたの?

「なんなら鑑定に出してもいいですよ。それにそこのツインテールの貴方」

そう言ってAは鳴海(なるみ)クソ先輩を睨む。

それに先輩はビクッと肩を揺らした 。

「鞄に付けているキーホルダー。それは私が美奈に上げた物です。勝手に取らないで下さい」

「なっ何言ってんのよこれは私が買ったやつ!たまたま一緒なものだったんじ…」
「それはオーダーメイドです。証明書もあります。それにその時撮った写真もあります。窃盗ですね」

Aは淡々に話す。
先輩達を見る目はまさに絶対零度。

「この2人は部活の退部ですよね?」

「そんな…、私たち大会が…」

「は?大会ですか?被害届出すのでどっちみち出られません。私の要求はこいつらの退部と美奈の安全保障。それと全校で虐められてないかアンケートをして下さい」

「え…アンケートかね?」
━━━━━━━━━━
全国の鳴海さんすみません。

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みずい(プロフ) - モナリザ大好き人間さん» コメありがとうございます!ですよね。ソラちゃんの「しらね!!」が大好きです。 (2020年2月15日 17時) (レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
モナリザ大好き人間 - 私もモナリザ大好きです。モナリザ面白いですよね。(*´ω`*) (2020年2月15日 5時) (レス) id: e2fbd5a8c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずい x他1人 | 作者ホームページ:http://uratuku.mizui.  
作成日時:2020年1月30日 0時

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