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「初めての中間テスト、やり直してる時A平均78点だった」
「それがなに?? 」
「Aも忘れることあるっていってんの!!確かに78点も凄いけど最初は平均99点だった。Aだって勉強しないと高得点取れないの!! 」
「…ふーん」
「それに自学見開き1ページだっけ??」
「そっそうだけどなに」
美奈はｸﾙｯと体の向きを変え扉の方へ向かって
「A!!自学ノート貸して!!!」
と言ってきた。
バレてたのかよ。
「!!!」
と私がいたのを気づかず言っていた百瀬はヤバ…と驚いている。
「え…自学??」
「いいから早く!!!」
そう急かされ私はリュックからノートを取り出し美奈に渡した。
美奈はﾍﾟﾗﾍﾟﾗとノートを捲り私が昨日やったとこを開いた。
「ほらコレ見て!!」
「ただの自学じゃん」
「Aは教科1個ずつ見開きやってんの!!!」
「…は?」
「だから見開き5ページはやってんの!!お前の5倍!!!」
その事に3人はびっくり。
「確かにAは天才だけど努力もしてんの!!お前が毎日そんくらいやったら頭良くなるかもね!!! 」
美奈がそう言うと3人は完全に黙った。
すると
「おらーAさんに謝れよー」
「自学見開き1ページとか結構やってる奴多いだろ。そんなんで凄いとか(笑)」
「てか空白ばっかじゃん。よくそんなん見せれんな(笑)」
などの声が聞こえた。
それに恥ずかしそうに3人は顔を真っ赤にされて、
「…ふんっ」
と言って自分の席に座った。
その後先生が来て3人は呼び出された。
ここからは聞いた話だけど先生達は他の人に聞くと私の悪口などを書いたり言ってた事が分かり3人とも親を呼び出されたとかなんとか。
「A〜!!」
「…美奈」
「Aの名誉挽回し…」
「勝手なことしないで」
「え?」
「あんなの勝手に言わせとけばいいの。どうせ中学までの付き合いなんだか…」
「それでもAの悪口言われるのは嫌!!」
「!!」
美奈の言葉にビックリした。
「私の大切な幼馴染だもん…私の大好きな子の悪口は絶対いや!!!」
美奈は真っ直ぐそう言い放った。
「…でもやめて」
「それは約束できぬ」
「…………でも……ありがと」
「!!! Aがデレた!!」
「デレてない」
その日を境に私達は私が勝手に作った距離が無くなった気がした。
ーーーーーーーーー
「美奈がただのうるさい奴だったら一緒にいない」
「いきなりのパンチ」
「……まぁこれからもよろしく」
「!! Aがデレた!!」
「デレてない」
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みずい(プロフ) - モナリザ大好き人間さん» コメありがとうございます!ですよね。ソラちゃんの「しらね!!」が大好きです。 (2020年2月15日 17時) (
レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
モナリザ大好き人間 - 私もモナリザ大好きです。モナリザ面白いですよね。(*´ω｀*) (2020年2月15日 5時) (レス) id: e2fbd5a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずい x他1人 | 作者ホームページ：http://uratuku.mizui.
作成日時：2020年1月30日 0時
