私を分かってくれる人 ページ4
幼稚園から中学まで一緒だった美奈。
家も隣で仲良くなるには時間がかからなかった。
アルバムを見てみるとほとんどが美奈と写っている写真。
高校になって初めて美奈と離れた。
美奈も私も部活が忙しく会える時間はグッと減った
りはしていない。
何故なら。
「ただいまー!!」
「家はお隣ですよ。ここは私と私の家族の家です。お引き取り下さい」
そう、部活が終わったら自分の家ではなく私の家に来るのだ。
「だって最愛のAとあんまり会えないんだよ!?会いに来るしかないじゃん!!」
「あっそ」
「冷た!!そーゆーとこも好き♡」
こんな性格の私がなんでこんなにめんどくさい奴と一緒に居るのか不思議だろうか?
まぁ美奈じゃ無ければ私はそいつのことは嫌いだろう。
だが美奈は嫌いじゃない。
むしろ好きだ。
その理由を少し話そうと思う。
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中学1年。冬
この日は第2回目の期末テストの結果発表をされた日だっだ。
2回目の期末テストと言うだけあってみんなテストが終わっあと「2つの意味で終わった…」「範囲ひろすぎだろ」と言ったいた。
ちなみにこの学校は上位10名に入った人をクラスで言われる。
「Aさん今回も1位!!よく勉強してるわね!5回連続1位は初めて見るわ!」
先生の言葉に「またAか!すげー」、「頭の作りどうなってんだー」とクラスが盛り上がる。
「そりゃー私のAですから!!」
その時「まぁ付き合い長いし」という感じて好きでも嫌いでもないけどよく一緒にいた美奈は自分の事でもないのに鼻高々にドヤ顔をしていた。
「なんで浜高がドヤ顔すんだよ(笑)」
と私達に中心に盛り上がっていた。
目立つのは苦手だが褒められるのは嫌いじゃない。
皆私を認めてくれている
「……」
訳がなかった。
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その日の放課後1人で帰っている時、教科書を忘れて学校に戻って教室へ行く廊下を歩いている時。
「マジでウザイわー」
と言う声が教室から聞こえた。
声の主は私のことを毛嫌いしている
「それな(笑)皆にチヤホヤされて調子乗ってるよね〜。」
「勉強しなくてもいい点取れる優等生ちゃんだし。あたし達のこと見下してんじゃん」
取り巻き?な2人も百瀬に賛同してそういう。
「なんも努力もしてない奴ほんとうざい」
「佳奈は自学の宿題半ページでいいのに見開き1ページもしてるのにね。」
「ね〜」
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全国の百瀬さん佳奈さんすみません。
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みずい(プロフ) - モナリザ大好き人間さん» コメありがとうございます!ですよね。ソラちゃんの「しらね!!」が大好きです。 (2020年2月15日 17時) (レス) id: 0388b1704d (このIDを非表示/違反報告)
モナリザ大好き人間 - 私もモナリザ大好きです。モナリザ面白いですよね。(*´ω`*) (2020年2月15日 5時) (レス) id: e2fbd5a8c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みずい x他1人 | 作者ホームページ:http://uratuku.mizui.
作成日時:2020年1月30日 0時