青春が始まりました。〜クールビューティな少女の日常〜

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「ね〜俺今日部活ないからこれから…」
「遠慮しておきます」

「(デスヨネー…)」

いつも心乱す君の言葉はﾁｸﾁｸでまるで優しさ詰め込んだ少し苦めの薬だ。
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Aちゃんは昼休みは屋上であのうるさい美奈ちゃんと一緒に昼ごはんを食べるのが日課だ。

俺は本気で恋をして

「あっAちゃんだ!俺行ってくる!じゃあまた後で!!」

と言ってバレー部の皆の元を離れる。

「あの及川が女の子に本気になんなんてな」

「相手の子凄い嫌がってるけど」

「見る目がある女だな。女癖悪いあいつにいい機会だろ」

と言われてたことなんて知らなかった。
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君の心揺らす俺の言葉はありますか?



心の片隅に俺がいるなら…





学校から近くにあるAちゃんがいつも登る階段で待ち伏せるする。

十数分待っているとAちゃんは来た。



君の心揺らせ俺の言葉で引き寄せて

「俺、Aちゃんの事本気で好きだから」

本気を詰め込んだ少し真面目な愛で。

それを聞いたAちゃんは

「…そう」

と言って俺の横を通り過ぎた。

…分かっている。今までの行いが悪いからこうなったんだ。

でも俺の最初で最後かもしれない本気の恋。

絶対に実らせてやる。
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────俺の心揺らす

俺は朱里ちゃんに電話した。

「あー…朱里ちゃん?もう遊べなくなっちゃった。じゃあね」

と連絡して、番号やメールを消した。

「もう連絡とないってどうゆうことー?」

「そうだよ徹!」

するとやっぱり俺の所に来た。

けどやっぱり俺にはAちゃんしか居ない。

─────優しさ詰め込んでこんで少しイジワルなんだ。
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Aちゃんside

私の元へ最近来て話しかけてくるモテ男。

昨日本気で好きと言われた。

…けど私の視線の先には楽しそうに女の子と話している及川の姿。

「……(やっぱりうそなんだ…)」

私は「本気で好きなんだ」と思ってたのに…

惨めな気持ちになってその場から逃げ出した。
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お話

ここまで見て下さってありがとうございます!

「イジワルな出会い」の本を読んでないので解釈違いがあるかもしれません。

もし今度読んで違う所があれば直させていただきます。

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