＃37紫 ページ39
母「ど、どちら様で？！あ、あの！待って下さい！」
玄関の方からテゴママの慌てた声が聞こえる。
シゲは驚いて震え出してしまった。
桃「俺、行ってくる！」
黄「おう。」
紫「しげ。落ち着こ。ゆっくり息してね？」
桃「うわっ」
手越が襖を開けたらそこにはスーツを着た人が数人。
「確保しろ。」
「「はい。」」
ぞろぞろと中に入ってくる。
シゲを守るように抱きしめる。
正直ビビリの俺も怖い。
黄「なんなんだよお前ら…。見捨てたくせに。」
桃「やめろよ！」
紫「なんでだよ。止めろよ！」
緑「はぁ、はぁ…はぁ。やっ、め…」
流石に大人の男の人には力敵わず、簡単に俺とシゲは引き離された。
男たちに捕まったシゲはすぐに気を失ってしまった。
よっぽど怖かったんだと思う。
紫「シゲ！」
気を失ったシゲを抱きかかえて男たちは出て行った。
黄「シゲの家だよ。多分。」
桃「慶ちゃんいける？」
紫「うん。行くよ。」
母「ごめんね？止められなくて…」
桃「大丈夫だから。行ってくるね。シゲの家。」
無理矢理入ってきたんだから住居侵入罪。
立派な犯罪だ。
しかもシゲを無理矢理連れて行ったんだから下手したら誘拐みたいなことだよ？
手越の家の自転車を借りて出来るだけハイスピードで漕ぐ。
手越の知る近道でできるだけ、できるだけ早くシゲの元へ。
相手は車だからもう着いてるだろう。
桃「着いた…はぁ…」
黄「疲れた…。」
紫「うん…」
桃「インターホン押して、執事出てきたら隙間縫って入ろ。
あいつらだって俺の家に勝手に入ってきたんだから。」
ピーンポーン
と俺らの闘いの予鈴が鳴る。
ガチャと開いた扉の音が始まりの合図だ。
・
お？( ^ω^ )
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Ailice - さらさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！気づかなくて…返信遅れてしまってすみません。 (2018年11月4日 20時) (
レス) id: 81b893cdcb (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 面白かったです。 (2018年11月3日 12時) (レス) id: 611db0c010 (このIDを非表示/違反報告)
加藤みさ(プロフ) - Ailiceさん» Aliceさんの世界観大好きなので、大丈夫ですよ！笑 長編読みますね笑 (2018年10月23日 22時) (レス) id: bdb462eccf (このIDを非表示/違反報告)
Ailice - 加藤みささん» ありがとうございます！長編頑張る笑笑でもかなり世界観が独特かもしれない…。 (2018年10月23日 19時) (レス) id: 81b893cdcb (このIDを非表示/違反報告)
加藤みさ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！いやぁ〜面白かったです！！次回の長編も絶対読みます！待ってます〜♪ (2018年10月23日 18時) (レス) id: bdb462eccf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ailice | 作成日時：2018年10月12日 7時
