【文豪ストレイドッグス】もし、退屈なこの世界を抜け出して、大好きなあの世界に行けたなら……！『第３！』

鏡花ちゃんが凄く可愛いです ページ2

『とっっても可愛いよ鏡花ちゃん！！』


鏡「あ、ありがとう……」


鏡花ちゃんが少し頬を赤らめる。


『きゃー！可愛すぎだよ！』


ナ「可愛すぎますわね！」


与「可愛いねェ」


賢「お〜！」


谷「(パシャッ)」


今、私の目の前にはメイド姿の鏡花ちゃんが居る。

あのメイド姿の鏡花ちゃんだよ！？

もう、本当に可愛すぎ！

太宰さんと一緒にサボらなくて良かったよ。


今私は、私がマフィアに囚われている間に敦が助けた女の子＿＿鏡花ちゃんを、皆と愛でている。


泉鏡花。14歳にして、六ヶ月で35人を殺した殺人犯。


それがこんな可憐な少女だなんて、この世界は前の世界と比べ物にならないぐらい殺伐とし、死が溢れている。

まぁ、ポートマフィアなんてでっかい闇組織がいる時点で、前の世界とは違うんだけど。

いや、私が知らないだけで前の世界にもあったのかな。


鏡「……あの、」


『うん？』


少し緊張したように鏡花ちゃんが話しかけてきた。

……可愛い。


鏡「あの時の事、謝りたくて……」


あの時……？あの時って……ああ！あれかな？


『あの時って、私と太宰さんを誘拐した時のこと？』


当たったのか、鏡花ちゃんがコクコクと頷いた。

…………可愛い。


鏡「ごめんなさい」


メイド姿の鏡花ちゃんが私に頭を下げて謝る。

可愛い。……っあ、そう思ってる場合じゃない！


『そ、そんな！気にしなくていいよ！貴女は命令されてやっただけだろうし、私も太宰さんも気にしてないから、ね？だから頭を上げて？』


そう言うと、鏡花ちゃんは頭を上げて、


鏡「でも……」


と申し訳なさそうな顔をした。


うぅ……。鏡花ちゃんにそんな顔をさせていると思うと、私の良心が痛む。


『うーむ……。あ、じゃあこうしよう。今度、私と一緒にクレープ食べに行こう？行ってくれるなら、あの事は忘れよう』


鏡「クレープ……！」


鏡花ちゃんが眼をキラキラさせて私を見る。

ギャー可愛い！


『うふふ。私と行ってくれる？』


鏡「うん！」


あ〜癒されるんじゃあ〜……。


敦「おはよう御座いま＿＿」


可愛い鏡花ちゃんにうっとりしていると、敦が出社してきた。


『お、敦君おはよー！』


敦が、メイド姿の鏡花ちゃんとその周りを囲む私達を見て一言、


敦「何やってんすか」

国木田さんって弄りがいがありますよね→←設定です

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