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『わ、今日もお手伝いしてくれるの？』
SC「ちゃっちゃと終わらせちゃお〜」
教室の飾り付けをせかせかと仕上げていたところにスアとソンチャンが現れて、どうやら差し入れを買いに行ってくれていたらしい。かみさまだ...。
だいすきないちごミルクを渡されて、俄然やる気がみなぎる。
それからは黙々と教室を彩るものたちを完成させていって、あとは実際に飾りつけるだけ。私たちのクラスは既製品を発注して販売するだけだから、自分たちで用意しなければいけないものはほとんどない。
SU「こんなもんだよね？あとやることあるっけ」
『んーん、ない！ありがとうっ、ひとりじゃ絶対当日までに間に合わなかった』
SC「ごめんごめん、じゃあはい、ぎゅーしよぎゅー」
はい、ぎゅーって3人でばかみたいにはしゃいだ。ソンチャンはたぶんスアにぎゅーってしたかっただけだと思うけど...。
手伝ってくれたお礼に後片付けは私が請け負って、2人は先に帰らせた。スアもここのところ忙しそうだし、ソンチャンにはスアを安全に送り届けてもらわなければいけない義務があるし。
そして私は、ヘチャン先輩に会いに行きたい...！
A [ヘチャン先輩、今どこにいますか？]
この前の電話以降ストップしていた会話を再開するようにカトクを開いて、ヘチャン先輩の行方を探る。
ヘチャン先輩 [地球]
え、つまんない、すっごくつまんないじゃん！
ヘチャン先輩はいつも素直に教えてくれなくて、冗談かいじわるで一方的に会話を終わらせられちゃう。
A [学校ですか、おうちですか？]
ヘチャン先輩 [学校だけど。]
A [教室にいますか？]
ヘチャン先輩 [探してみ]
やっぱり教えてくれないらしく、それ以降鬼電しても1回も出てくれなかったし、既読無視を繰り返された。
まあ、いつもの先輩といえばそうなんだけど、最近ちょっと優しかったから、反動がキツイ...。
すべてがうまくいくはずはないよね、と心を切り替えて、学園中を探索する旅に出ることにした。
(最近はご機嫌だったのにな...今日はいつになくご機嫌ナナメだ...)
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眠い(プロフ) - SFさん» こちらこそ最後までありがとうございました！そう言っていただけて何よりです⸝⸝> ̫ <⸝⸝ (2021年9月20日 22時) (
レス) id: 8c10ca57b8 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - めっっっっちゃ面白くて大好きな作品でした！！最後までありがとうございます！！！！ (2021年9月20日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠い。 | 作成日時：2021年7月30日 23時
