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JN「今までサボってたツケが回ってきたんだけどさ、以外と責任感あるタイプなんだよね。長男だし」
『ほぉ...あ、カトクみましたよ。1日中お店にヘチャン先輩を独占されてるっ、許せない！』
JN「そんなことだろうとね、Aちゃんに朗報」
くいくい、って手招きされて、ジェノオッパを身を寄せると、先程よりも密着した姿勢でジェノオッパが耳元で囁く。
JN「...ユリちゃん、文化祭来ないって」
『ぁ、え、ほんとう、ですか？』
JN「うん、予定合わなかったみたいで。だからヘチャニが当日忙しいのもあるんだけど」
『ぅ、それはうれしくない...』
2人で、こそこそ。
秘密を共有して、嬉しかったり落ち込んだりする。
JN「当日は？スアちゃんたちと？」
『はいっ、スアとソンチャニと、』
HC「おいおい待て待てソンチャン？誰？男？」
突然戻ってきたヘチャン先輩にいきなりぐいっと肩を振り向かせられて、思わずよろけるとあわててジェノオッパに支えられた。
ほんの一瞬の出来事だったけど、ヘチャン先輩に見つめられる視線があつくてあつくて、顔があかくなっていないか心配...
そしてヘチャン先輩はもう一度、ソンチャンって誰？と私に問いかけた。
『えっと、お友達です。同じクラスの、男の子』
HC「はあ？男？ダメダメ、文化祭はスアちゃんとだけ回らないと」
『ソンチャニはわるいこじゃなくて、いい子なのに...ぁ、恥ずかしいけど、ポロロの絆創膏くれたのもソンチャニで、』
ヘチャン先輩がどうしてそんなに怒っているのか分からなくて、視線だけでジェノオッパに助けを求めると、知らん振りしてにこにこ笑っている。
あ、これ、助ける気なさそう。
あたふたと考えを張り巡らせてみるも、ソンチャンがヘチャン先輩になにかしちゃったかな、とかも全く思いつかない。なんなの、もう！
HC「Aちゃんはおれだけじゃないの？うん？」
『ヘチャン先輩だけだけど、でも、ソンチャニはスアちゃんがすきで...あっ、これは秘密なのに、あ、』
時すでに遅しという言葉もあるわけで。
ソンチャンが誰を好きだなんて関係ないのに、つい言い合いが白熱してバラしてしまった。言葉のあやでは済まされないよね、ごめんねソンチャン...。
はい、そのへんで終わりね、とジェノオッパの救済が入るまで、ヘチャン先輩と私の間には気まずい空気が流れていた。
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眠い(プロフ) - SFさん» こちらこそ最後までありがとうございました！そう言っていただけて何よりです⸝⸝> ̫ <⸝⸝ (2021年9月20日 22時) (
レス) id: 8c10ca57b8 (このIDを非表示/違反報告)
SF(プロフ) - めっっっっちゃ面白くて大好きな作品でした！！最後までありがとうございます！！！！ (2021年9月20日 2時) (レス) id: 3dff394c60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠い。 | 作成日時：2021年7月30日 23時
