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A「うあああっ、ドラめもん終わったあ…。」
先程の一件がありながらも諦めきれなかった俺は史上最速の速さで帰宅した…というのに、家に帰宅したのは見事、丁度ドラめもんの放送時間が終わった頃。俺は膝から崩れ落ちた。
A「…はっ、録画ｯｯｯｯ！」
絶望の最中、最終兵器である録画のことを思い出す。
少しだけ見えた希望の元、録画の欄を見る。
すると、そこには。
A「ないっ、録画が…ない！！？」
毎週録画してあったはずのドラめもんのアニメがほとんど削除されていた。もちろん、今日の録画も残っていなかった。
A「お、おかん！どういうことですかこれは！！」
許可も出していないのに勝手に人の録画消すなんて…下手したら訴訟案件だぞ。今日のまだ見てないのに！
そんな俺の必死とは反対に、おかんはほんわかした顔でこう言う。
母「あんた、ドラめもんの録画多すぎて、お母さんの見たいドラマの録画が出来ないんだもの。だから少々、削除させてもらったわ」
し、少々…？3桁あった録画が映画を除いてほぼ削除されてんのに…？…一回小学校からやり直してこいや！！…くっそう、だからキラキラアイドルとはなるべく関わりたくないんだ！！！！(違う)
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ー翌日ー
真「Aくん！これ、昨日のお詫びなんだけど…」
昨日のショックが忘れられず、一人凹んでいるとそこに遊木くんが来た。お詫びと言って差し出されたのは、小さなドラめもんのぬいぐるみ。ストラップくらい小さなやつ。
A「えええ、ドラめもん？なんで…」
今までの人生で、家族以外の誰にもドラめもん好きと人に口外したことはない。なのになぜ。なぜ、遊木くんが俺にドラめもんを？
真「この前一緒にゲームセンターに寄った時に、この景品の台をチラチラ見てたでしょ？だからもしかしてこれが欲しいのかなって思って…あっ、欲しくなかったらごめんね！？」
A「遊木くんありがとうっ…！」
なんて気を配れる人なんだ、遊木くんはっ…！
感動。世界中こういう人で溢れることであれ。
俺は遊木くんがまた瀬名先輩に絡まれたりなんかしめいたら助けることを心に誓った。
泉「あいつ…！ゆうくんからプレゼント貰うとか絶対に許さないからぁ！」
なーんて、物陰から聞こえてきた声は聞こえなかったことにしておく。
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ねーむ(プロフ) - 結さん» ありがとうございます！ (2021年8月9日 1時) (
レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
結 - 更新待ってます！頑張って下さい！ (2021年8月6日 20時) (レス) id: de81aa094a (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ(プロフ) - Ryuanoさん» 更新頻度低くてすみません…！頑張って更新しますのでしばしお待ちください！！ (2021年8月4日 20時) (レス) id: 4cddb094d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねこ(プロフ) - いおりさん» わあああ、いおりさん、ありがとうございます！！めちゃめちゃ嬉しいです！！なるべく早く更新できるよう頑張っていくので、これからもよろしくお願いします！！ (2020年9月4日 16時) (レス) id: ab2f19c22b (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 続編も続きが欲しくなるはいり！これからも更新、頑張ってください！！ (2020年9月3日 21時) (レス) id: 8bb283158d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねーむ | 作成日時：2020年9月3日 17時
