83話 ページ42
健人side
健人｢つ、着いた、、、、｣
北斗｢早く着くとはいえ、、、、こんな過酷な道だったとは、、、｣
着いたといっても村に着いただけ
紫耀達の国はまだまだ遠い、、、
大毅｢一休みしたいわ、｣
｢やめて！！！｣
健人｢！、なにか聞こえる！｣
淳太｢おい！健人行ったらあかん！！｣
淳太に何か言われた気がするけど、止まれない
身体が動いてしまったんだ
叫び声のする方へと走ると
そこには一体の吸血鬼と端で怯える人の姿
ああ、こうやって連れ去られていくのか、、、
腹が立つ、何も悪いことなんてしてない人々が
攫われて、商品として扱われるのが
｢助けを呼んだって誰もこねぇーよ、ほら早くこっちにこい｣
｢っ！やだ！辞めてください！｣
でも、俺はどうすればいい？
この子を助けなきゃ
そう思った時、咄嗟に腰に掛けてあったナイフを取り出し吸血鬼へと刺した
｢！？、っぐ、｣
健人｢その子から、離れて下さい、、、、｣
吸血鬼は治癒能力もある、少しの刺傷じゃいとも簡単に跡など残らず数秒で治してしまう
｢なんだてめぇ、｣
健人｢その子を助けに来たんです、｣
｢邪魔すんな｣
健人｢嫌です｣
吸血鬼は俺を魔法で吹き飛ばした
俺は勢いよく壁に打ち付けられ、思わず蹲ってしまう
健人｢いっ！！！ごほ、ｺﾞﾎｯ、、｣
｢、、、、なんだ、お前も人間か｣
目線を上げると吸血鬼はもう俺の側へと来ていた
健人｢ｯ、そーだよ、、｣
｢人間が吸血鬼に勝てるとでも？｣
｢ナイフだけなんて、ほぼ丸腰じゃねぇか笑｣
健人｢ｯ、、、｣
｢そうだ、弱ってるお前も商品にしてやる｣
｢殺されるか、売られるか、どっちがいい？｣
｢選ばせてやるよ｣
健人｢に、げて｣
｢あ？｣
健人｢早く逃げて！！｣
俺はそこで固まっていた子に声を掛けた
｢お前ったら、イイヤツだな？｣
健人｢は？｣
｢どうせ、お前もアイツも死ぬか売られるかなのに｣
｢逃げろなんて言い出して笑｣
健人｢俺は別に死んでもいいから、｣
｢変わってるな笑｣
健人｢身内が全員死んだからね｣
｢ふーん｣
健人｢ほら、早く殺してよ｣
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あさ、(プロフ) - 大丈夫ですよー！めっちゃ面白いです！！このお話が更新される度にやにやしちゃいます笑大好きなお話です！頑張ってくださいね！応援しています！ (2020年10月6日 6時) (
レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
猫助(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます(涙目)！！コメント頂けるだけで励みになります！ (2020年9月23日 2時) (レス) id: 9b4bc1d6c2 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - 今日この話を発見して見させてもらいました！めっちゃ面白いです！！ネタが思いつかない時って大変だと思うけど頑張ってください！応援してます！！ (2020年9月21日 19時) (レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナスの田楽 | 作成日時：2020年9月9日 3時
