55話 ページ12
健人side
樹の腕の中にいたらいつの間にか寝ていたみたいだ。
健人｢ふぁ…｣
起きたら夜から朝になっていて、昨日まで感じていた寒さはなかった。
がちゃっと音がすると樹が入ってきた
樹 ｢おはよ、身体大丈夫？｣
健人｢あ、うん｣
樹 ｢健人が飲まされたゼリーの中に入ってるやつ調べたんだけど｣
樹 ｢あれ、大量に入ってる媚 薬と睡眠薬のゼリーだった｣
樹 ｢あんなもん、市販じゃ売ってないからあの建物のどっかで作り出したもんだわ｣
健人｢そーいえば、犯 されない為に食べてって言われて渡されたやつだったよ。本当は水色の瓶とかなんとかも聞こえた｣
樹 ｢ゼリーの中に入れた薬を間違えなければ、健人は死んでたってことになんな｣
樹 ｢あとから分かったんだけど、あの崖もアイツらが仕掛けてた罠だったよ｣
樹 ｢人間を何するつもりか分かんねーけど、危なかったな｣
樹 ｢俺が来なきゃ1日後食べられてたりして…笑？｣
健人｢食べられる……｣
健人｢そっか！食べるんだよ！！！｣
樹 ｢ん？｣
健人｢雪の国の人達は人間を食料としてたんだ！｣
健人｢だから、雪の国にいる人間の数も少ないんだ｣
っ、待てよ？
だったら、なんで康二くんは生きてたんだ？？？
樹 ｢吸血鬼って人間と長く居れば居る程、情がわくんだよ｣
樹 ｢だから、絶対殺せない｣
健人｢そー、なの？｣
樹 ｢そーだよ｣
健人｢……｣
でも、悪い人達には見えなかったけど……。
健人｢そーいえば、ここどこ？｣
樹 ｢ここ？ここは｣
樹 ｢俺達の国だよ？｣
健人｢え！？なんで！？｣
樹 ｢実は近道発見しちゃいまして！｣
健人｢そ、そーなんだ…｣
樹 ｢よーこそ。輝く宝石の国へ…｣
樹がカーテンをﾊﾞｯと開けると、見渡す限り色んなところに宝石があった
健人｢え！！すごい！｣
樹 ｢アイツらも起こしてくるから、1階に降りておいて｣
健人｢あ、うん！｣
ベッドから立ち上がろうとした時。
健人｢ぃったぁ！｣
樹 ｢っ！？大丈夫？？｣
健人｢な、なんか、腰痛ぃっ｣
樹 ｢あ、そーいうことね。ごめんね？昨日激しかった？？｣
健人｢っ？！！/////｣
健人｢はああああああああああああああ！？？？｣
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あさ、(プロフ) - 大丈夫ですよー！めっちゃ面白いです！！このお話が更新される度にやにやしちゃいます笑大好きなお話です！頑張ってくださいね！応援しています！ (2020年10月6日 6時) (
レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
猫助(プロフ) - あさ、さん» ありがとうございます(涙目)！！コメント頂けるだけで励みになります！ (2020年9月23日 2時) (レス) id: 9b4bc1d6c2 (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - 今日この話を発見して見させてもらいました！めっちゃ面白いです！！ネタが思いつかない時って大変だと思うけど頑張ってください！応援してます！！ (2020年9月21日 19時) (レス) id: e213d1237a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナスの田楽 | 作成日時：2020年9月9日 3時
