幼なじみの君の恋が叶う。 (ページ1)

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久しぶり！ページ1

健人side

今日は入学式。
少し緊張するけど、第1志望の高校に見事受かり俺は気持ちがまだ舞い上がっている。

だけど、ふーまと一緒に登校できないのは少し寂しい。ふーまって人は、俺が想っている人
名前は菊池風磨。でも、好きと気づいたの数ヶ月前今彼は俺を想っくれているかも分からない。
連絡はしたりするけど、遊ぶ約束はあまりしない

そう考えながら電車に乗る。すると、見た事のある
背中が見えた。いや、きっと幻覚だ人違いだ。
俺はフルフルと顔を少し横に振った。

そして、降りる駅に着き駅から徒歩10分の高校に
来た。俺は拳を握り締め門に足を踏み込む。
俺の新たな高校生活が始まる！

ｰ1時間後ｰ
校長先生の話が終わり、俺は何組なのか正門にある
掲示板を見た。俺は1年3組だった。
6組ある中の1番真ん中…

それだけ確認して、教室に上がろうと下駄箱に移動する。俺が通る度に女子からの視線を浴びる。
向こうを見ると、少し女子が集まってガヤガヤしていた。
すると、
｢本当にありがとうございます！｣
｢凄い力持ちなんですね！｣
｢同じ学校だし、また会えるかな？｣
｢ねぇ、何組なの？｣
と女子からの質問攻め

きっと、イケメンで性格は優しいんだろうな。
女子はこういう人を王子と言うんだろうな…

っと思っていたが前言撤回。俺はこの後腰が抜けそうになる。

？｢俺は3組だよ｣
っと聞いた事のある声のトーン、だけど少し低い。

｢ねぇねぇ！名前なんて言うの？｣
風磨｢風磨だよ。菊池風磨｣

俺は驚いて声をあげた。

健人｢ぇぇええええ！！｣

みんな驚いて俺を見る。
｢え？誰。｣
｢びっくりした笑｣
そんな中、俺に近づいて来たふーま。

風磨｢え！中島じゃん！｣
健人｢おぉう笑｣
風磨｢久しぶり。どしたの？腰抜かしちゃった笑？｣
健人｢うるさい笑！お前のせいなんだぞ一応笑｣
風磨｢あぁ笑ごめんごめん笑｣

そう言って俺の方に手を差し伸べる。
俺はその手を握って立つ。

そして、ふーまが
風磨｢中島｣
っと言って俺の前髪をハサミで切った。
健人｢は？｣
俺は理解が追いつかない。
風磨｢うーん、我ながら1発で切ったにはいい線いってね？｣
とハサミを直す。

まあ、パッツンではなかった。
すると、女子がみるみる集まってきた。

｢お名前なんて言うんですか？｣
｢カッコイイ！｣
｢何組ですか？｣
と今度は俺に質問攻め。

ふーまはどこか悲しげに笑って俺を見ていた。