元赤髪海賊団の娘は記憶喪失のフリをして盃兄弟と出会う【ONE PIECE】 (ページ12)

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第10話ページ12

とある場所に連れて来られれば2人は地面を掘り始めた。

すると箱が出て来て2人はそれを開く。

中を覗いてみると…そこにはたくさんの金銀やお宝やお金が入っていた。

『す、すごい…！』

サボ「俺たちがコツコツと集めたんだ」

『何のために？』

エース「それは勿論…」

サボ・エース「「海賊になるために！」」

『海賊に…？』

サボ「あぁ！海賊は自由だ！」

エース「海は広いし、此処にはないものが沢山ある！」

『そ、そっか…凄いね…！』

…僕からしたら、海賊なんていいことはないだろうけど…。

いや、これも一つの海賊団しか見てないからかな…。

ん…？でも…

『じゃあ何で2人は僕に教えてくれたの…？隠し方とかを見ると誰にも言ってないんでしょ…？』

2人「「気に入ったから」」

気に入ったから…？

そんな事で教えてくれるの…？

『…ふふっ、何それ。おかしいの』

とつい笑ってしまった。

エース「なっ、なんで笑うんだよ…！」

『そんなことで教えてくれるんだもん、2人は優しいね』

と微笑んでそういう。

サボ「そうか？」

エース「さぁ？」

と暫く二人と仲良くしゃべっていた。

僕も話して、出来るときのみ金目になるものをもってくると話して酒場に戻るために森の中へ歩き出す。

『じゃあまたね！エース君、サボくん！』

エース「あぁ！」

サボ「おう！」

一度振り返り、手を振ってまた森の方へ向いて走り出す。

ルフィ君以外の友達が初めてできた…！

嬉しいなぁ…！