序章 ページ1
夜明けの日の出。
潮の香りが鼻を掠める。
『お早う御座います…』
挨拶をしても帰っては来ない。
それでも、人として、挨拶は続ける。
きっと、迷惑なのだろうけれど。
？？「お早う、A」
と挨拶を返してくれる優しいこの人は、この赤髪海賊団の副船長、ベックマンさんだ。
『は、はい…お早う御座います…！』
挨拶を返してくれるのは、この船の上ではこの人だけ。
お話をしてくれるのも、この人だけ。
ベックマンさんはとっても優しい。
今日も挨拶を返してくれて少しだけ気分が上がるけど、そんな気分もすぐに下がった。
この赤髪海賊団の船長とお姫様が起きて甲板に出てきた。
『あ…おはよu ウタ「お早う、皆！」 …』
今日も無視…
しかも毎日のようにかぶせてくる。
最初はたまたまと思っていたけれど今はワザとだと言う事ぐらい分かる。
今日もまた、憂鬱な一日が始まる。
いつも通りの、憂鬱な一日が…始まると思っていた。
この日は、私の人生が変わる日だったのだ＿＿。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 524人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シャケフレーク(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！！ദ്ദിᐢ- ̫-ᐢ₎ (7月25日 0時) (
レス) @page15 id: ca72c82973 (このIDを非表示/違反報告)
乱数 - 続きが気になります (2022年12月15日 20時) (レス) id: 9239a1a2ef (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年12月4日 20時) (レス) @page12 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はちみつあめ | 作成日時：2022年11月30日 16時
