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つづき
混乱という二文字が頭の中を駆けずり回りまともな判断すらできない状況に追い込まれて行く
どうしよう 誰だろう また 売られる
なら…殺す?
いや ダメだ もし 無関係な人だったら?
そんなの関係ない 自分の身第一でしょ?
まさしく今悪魔と天使の話し合いが脳内で繰り広げられている いやいや そんなのどうだっていい 悪魔の意見にも天使の意見にも私は耳を傾ける事はしない
私は私の意思で動くのだ
今 そう心に固く決心した
そして今 その決意を胸に次の行動を必死で考える そんな中私を支えている人物が口を開く
?「お嬢さん お身体の具合はいかがですかな?」
私はすぐにその人から離れ俯いたまま質問に答える
『…えっと…だ 大丈夫…です』
私は予想以上にテンパった
人と話すの苦手な私が初対面な人とフレンドリーに話せるわけもない
?「それは良かった 皆様に起きた事を伝えて来ますので少々お待ちを」
『あ…はい』
去って行く男の横顔をちらりの見る
その男はなんとも存在感溢れる容姿をしていた 白髪で顔は包帯ぐるぐる巻き
ミイラ男ですか?!と言いたくなるその容姿
見るからにコワモテだ
怪我でもしているのだろうか
それとも怪我とか関係なく包帯巻いてるのかな
きっと そこは触れてはいけないなにかだろう
それ以上その男の人を容姿の事について考えるのをやめた
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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彼岸花(プロフ) - 智さん» そうなんですか?! 教えていただきありがとうございます 後程訂正させていただきます また 何かおかしな点があれば 教えていただけると幸いです (2018年5月22日 22時) (レス) id: be11954fe9 (このIDを非表示/違反報告)
智 - あの…5話で、嬉しい時に尻尾をふるのは犬で、猫は怒っている時に尻尾をふりますよ! (2018年5月22日 22時) (レス) id: f95649cda1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸花 | 作成日時:2018年2月11日 4時