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主人公side

目が覚めるとそこは知らないところだった
未だに痛む身体を起き上がらせ辺りを見回す
そこは牢屋とは打って変わりとても綺麗なところだった
ベットもふかふかで二度寝してしまいたいぐらいだ
だがしかし 私は今いるこの場所が安全なのかを確かめなくてはならない
自分がいる場所がわからずに二度寝してしまう様な能天気な人間ではない…と信じたい…
まぁ それは置いといて だ 話は戻るがここはどこだろう…ドアが一つに窓がある
外の風景的に何処かのビルかなんかにいるのだろう さて どうしたものか…
寝起きのぼんやりした頭をフル回転させ考える
よし こういう時は意識が切れる前のことを思い出そう まず牢屋にいて 酷い仕打ちにあい
それから 私は猿轡が外れたので力を使って…
それから…そう!助けが来たのだ
優しいであろう少年と少し ではないが口の悪い男の人 そして 体格のいい赤毛の人に後は…頬に傷のあった人に会った気がする…
ということは 私の記憶が間違っていなければこの扉の先にいるのはその男の人達という事になるわけだが…うーん…これもまた曖昧なのだが あの口の悪い男の人は神々の力とか何とか言っていた そして 私を牢屋に閉じ込め売りさばこうとしていた奴も同じ事を口にしていた となるとだ これはまたまた その力目当ての輩かもしれない…そんな考えが頭によぎる
当然もうこの扉を開けて 挨拶とお礼を交わし普通に何事もなく家に帰るという事は達成できな かもしれない いや できないだろう
何故わかるかって?
それは私の勘がそう言っているからとしか言いようがない この扉を開けてはならない と
けれど 開けなくてはならない
何故なら 出入り口はここしかないからだ
この先扉を開けて私の力目当ての輩がいる確率は80% よし 残りの20%にかけよう
そう思い 思い切って扉を開ける 筈だった
ドアノブを掴みひねる動作までは順調だった
だったのだ!
だがしかし 私が扉のドアノブをひねり前へ押すよりも先に扉は開かれた
その事により私はバランスを崩す

?「大丈夫ですかな?」

私は覚悟していた
え?何の覚悟かって?
そんなの決まっている
バランスを崩した後は決まって重力に逆らう事なく地面に倒れる その痛みを覚悟していた
なのに 一向にその痛みは来る事はなかった それどころか ポンっと地面とは違う感触 厚みのあるゆったりとした落ち着いたトーン
うんん? これは どういう状況?

次いかせて頂きます

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彼岸花(プロフ) - 智さん» そうなんですか?! 教えていただきありがとうございます 後程訂正させていただきます また 何かおかしな点があれば 教えていただけると幸いです (2018年5月22日 22時) (レス) id: be11954fe9 (このIDを非表示/違反報告)
- あの…5話で、嬉しい時に尻尾をふるのは犬で、猫は怒っている時に尻尾をふりますよ! (2018年5月22日 22時) (レス) id: f95649cda1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彼岸花 | 作成日時:2018年2月11日 4時

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