30 ページ37
主人公side
いつものように蹴り飛ばされる
上手く息ができない
ぼやけた視界で相手を睨みつける
男「なんだ？ガキ 文句あんのか？って言っても それじゃ喋れもしねぇし ご自慢の力すら使えねぇよな」
あぁ 気持ち悪い
ここに来て見たものは売られて行く人達の絶望に染まった顔と下品に笑う男達
早く出たい
わたしにはやるべき事があるのに…
男2「おい 行くぞ」
男「おぉ じゃ また明日な ガキ」
牢屋の鍵を閉め戻って行く
なんとか出られる手段はないものか…
手枷が外れないか何度か試したが手首から血が滲むばかりで他は何もない
あぁ 完全に終わった…
これで終わりだ…
そんな時だった
少し緩んでいた猿轡がついにポトリと落ちた
『…はず…れた…？』
口に詰め込まれていたものを吐き出す
それ共に血も共に口から流れでる
口の端をツーっとつたる血を気にする事なく私は息を肺いっぱいに吸い込む
そして
呪いの言葉を吐くのだ
『…死んじゃえ…』
その直後空気が震え まるで水に広がる波紋のようにその音は建物内に響き渡る
敵味方関係なく死んで行く
これが私の力だ
大切なの人を犠牲にして手に入れた力
頭が破裂し倒れて行く人達を眺めながら
未だ私をこの牢屋に縛り付ける鎖を睨む
これさえはずれれば外に出られる
なのに…私の力は生き物にしか通用しない
かなり中途半端ですが次行きます
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彼岸花(プロフ) - 智さん» そうなんですか？！ 教えていただきありがとうございます 後程訂正させていただきます また 何かおかしな点があれば 教えていただけると幸いです (2018年5月22日 22時) (
レス) id: be11954fe9 (このIDを非表示/違反報告)
智 - あの…5話で、嬉しい時に尻尾をふるのは犬で、猫は怒っている時に尻尾をふりますよ！ (2018年5月22日 22時) (レス) id: f95649cda1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彼岸花 | 作成日時：2018年2月11日 4時
