3章 ウィダー民修正宣言 ページ9
『また夕食取ってない……』
「Aさんどうしたん？」
『お茶子ちゃん……』
そう、言わずもがな私がジメジメきのこを生やしているのは先輩の事が関係している
あの人今日も夕食食べに来なかった……！ウィダー民め！←
『先輩今日もご飯を食べていかなかったんだよね……』
「えぇ……」
「教室ではすごい勢いでゼリー吸ってますけど」ってお茶子ちゃん……
えっ……どーゆーこと！？
私のお手製ご飯＜ウィダーゼリー
ってこと……！？
『……めない』
「へ？」
『私のご飯がウィダーゼリー以下なんて絶対認めない！！』
あんな化学物質のゼリーに私の努力の結晶が負けるわけがない！
てか負けちゃ絶対ダメだ！こうなったら！
『ウィダー民を修正してやる！』
「……相澤先生をですか！？」
『勿論！絶対栄養のある食品を食べてもらうんだから！』
よし明日の朝から作戦開始だ！
……と、その前に
『百ちゃん！』
「はい？何でしょうか？」
『この間普通の肉じゃが食べてみたいって言ってたでしよ？
作ったけど晩ご飯に出すの忘れちゃって……今ちょっと味見する？』
出来るだけ私のお母さんの味に近づけたんだけど……どうかな？
「俺も貰って良いですか？」
「私もー！！」
『もちろんいいよ！透ちゃん！瀬呂くん！』
最近は女子は完璧に名前を覚えた……よし！
味の方はどうかな……？あれ3人とも俯いて震えてる？
えっ美味しくなかった！？
「「「凄く/めっちゃ美味しい……！！」」」
『よ、良かった……！お口に合わなかったかと……』
「うちの母さんの肉じゃがにすごい似てる……なんか家帰りたい」
『えっ！嬉しいけど帰らないで！？
お母さんって年じゃ無いけど……私が代わりになるから！』
((もう既にお母さんです……))
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 671人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
祟璃(プロフ) - 7章の最初の迷子はどうなったんですかね。放置されてる.... (2018年10月26日 6時) (
レス) id: 53235c3c55 (このIDを非表示/違反報告)
蛙傘(プロフ) - すっごく和む素敵なお話ですね！文才分けて下され…((これからも応援してます！今書かれてる所まで追いつける様にじっくり読みながら追っていきます！！ (2018年6月28日 22時) (レス) id: d5be5e6e07 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 面白いです！９章のかっちゃんオチぽいの最高です(*´艸｀*) (2018年6月10日 5時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - ののいろ系女子さん» 名前しか知りません……！なんかゴメンナサイ！ (2018年4月25日 0時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 今日からマのつく自由業好きなんですか！？私は本全部持ってますｷﾗｯ← (2018年4月23日 20時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月30日 22時
