11章 地獄 ページ10
あれから1週間経ったある日
『Q……君……』
「お姉さん……!」
私は
どんどん意識が薄れて─────
どうしてこうなったかと云うと、時は30分前に戻る
「……お姉さん僕ちょっとトイレ!」
公園を二人で散歩していた時だった
そう某少年探偵のような事をいってQ君は私の手を急に離して走りだした
そんなにトイレ行きたかったのかな…?
そこら辺のベンチで待とうかな
…戻るの遅くてもGPSあるから大丈夫か
そう考えて待ち始めて15分が経った
『……遅すぎない?』
お腹壊したにしても流石に長いなぁ……そんなに痛そうにもしてなかったし
困った時の〜
テッテレー!!GPS!←
本来なら此処にQ君の居場所が表記されるハズ……
然し
『反応が無い……まさか!?』
私は鞄を引っ掴んで全速力で駆け出した
マフィアが仕掛ける発振器……偶然外れた可能性は低いよね……
そんなにドジな非合法組織じゃ無いって信じてる!←
『組合じゃなきゃ良いんだけど……!』
公園を出て大通りや裏路地、様々な場所を見て回っけど……全然見つかんない!
もう何処かに拉致されて連れていかれた……?ああもう何で見とかなかったんだ!!私の阿呆!
「ばっ……化物だ!!」
「キャァァァ!」
ちょっと聞こえなかったけど……悲鳴?
その方向へ目を凝らすと見えたのは白いうねうねした何かが見えた
あれって絶対敵の異能じゃん……しかも攻撃系統の!!
触手が許されるのは黄色いタコ教師だけなんだよ!←
私はうねうねに向かって全速力で走り出した
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こん(プロフ) - ただひたすらに中也さんがイケメンで辛い (2019年1月26日 22時) (レス) id: a9d22d7cfb (このIDを非表示/違反報告)
よっしぃ - とっても面白いですね!これからも頑張って下さい!更新楽しみにしております!…もう更新はしないのでしょうか。とても面白いのでこれからも頑張ってほしいです。 (2018年9月14日 21時) (レス) id: 383b340c0d (このIDを非表示/違反報告)
芳蓮(プロフ) - 新作の方を見てた時には、あなたが書いた作品だと気づかずに、即お気に入り登録したんですけど、道理で面白いと思いましたよ(笑)更新楽しみにしてます! (2018年5月23日 22時) (レス) id: 5cc5c68814 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りとさん» ありがとうございます!最近は少々忙しく更新が止まってしまいましたので、これから沢山更新していきます! (2018年3月23日 12時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
雪アリス - とても面白い小説ですね!続編おめでとう御座います。 (2018年3月20日 13時) (レス) id: 520c0ccdc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めろんぱん | 作成日時:2018年3月19日 22時