7章 激昴 ページ31
『今なら"異能開業許可証なんて要りません！"って言えば許してあげないこともないけど……
どーします？』
「そうだな……そうした方がいいよなぁ……」
ん？随分と素直に引き下がるじゃん
まぁ仲間を目の前で戦闘不能にしたらそうなるかぁ……
「ま、普通の人間ならの話だがな！！」
普通の人間なら………って真逆！！
ビリリッ
『……ッ』
視界に閃光が広がったかと思うと、体が痺れる感覚が襲われる
この男も、異能力者だったのか！！
「安心しな……大体体が痙攣するレベルだからよォ……」
安心できるかっての……
それにしてもヤバイな体、動かないし……
頭も、働かなく、なってきた
「おっと……気絶すんなよ？何処にあんのか教えてもらわなきゃなぁ？」
「今なら"異能開業許可証はここにあります"って言えば許してやらないこともないぜ？」
目の前でゲラゲラと笑う男に心底殺意を覚える
必死に動かそうとするが、虚しくも手先を少し動かすのが限界だった
「で？何処にあんだよ？」
男は私を足で踏みつけながら聞いた
『…んた……な………でしょ……』
「？聞こえねーよ！」
『あんた、みたいなクソ野郎、に
教え、る訳ないで、しょって言ったの、よ……』
「っざけんな！！」
私の言った言葉を理解した男は、私に向かって拳を振り上げた
(流石に……やば……)
直ぐに来るであろう痛みにギュッと瞼を閉じた──────
然し、いつまでたっても痛みは来なかった
「手前……何してんだよ」
聞き覚えのある声と、ふわりとした柔軟剤の香りに目を開けようとした……が
『貴方、は、』
其処で私の意識は闇へ消えた
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錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
