1章 重症 ページ1
「店長！5番に入って頂けますか……？」
『だ、大丈夫だけども…』
そう言って入ってきたのは新人の田中さん。ちなみに顔面蒼白である
……この店の店員が店長の私にヘルプを求める時には二通りがある
一つはどうしても手が離せない時に代わってもらうこと
そしてもう一つが……
『まさか……重症のお客様？』
……当たりか
田中さんヘドバンレベルで頭振ってるし
頭もげそうだな
「目の下には濃い隈があって、イライラした様子で手帳捲ってます……」
『それまた最大レベルの重症だぁ』
どんだけ寝てないんだ、と思いつつ私は席を立って5番の部屋に向かった
ここまでひどい人ってどんな人だ……？
３回ノックをして、5のプレートが下げられた部屋に足を踏み入れた
『失礼します
初めまして国木田様、貴方の担当をさせていただきます夢城です』
「あぁ……宜しくお願いします」
部屋に座っていたのは、高身長の男性で、見たところかなりやつれている
目の下に浮かぶ予想以上に濃い隈に、心底疲れきった表情
そして何よりが
「あの唐変木が……」
ずっと遠くを死んだ目で見つめながらぶつぶつとうわ言を言い続けている
やばいよこの人……睡眠のアドバイス云々じゃなくて寝た方がいいって……
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錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
