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｢( ๑ㆆ ㆆ)…ん？何それ｣
イ｢お前がクソ鈍なのは知ってたけど、まさかここまでとはな｣
｢( ꐦ꒪꒫꒪ )ﾑｯｶﾁｰﾝ、何んでさっきから悪口のオンパレード｣
イ｢いいから開けろ、王の命令｣
｢その歳で厨二病はさすがに辞めな？｣
イ｢(⩌≡⩌)ｱｧ？｣
｢な、な〜んて冗談だって！(^∀^;)｣
なんて軽口を叩きながら、渡された小さな箱を静かに開けた
ﾊﾟｶｯ
開けるとそこにはキラキラと一際輝くそれはそれは綺麗なダイアモンドの指輪がひとつ。
｢え…｣
イ｢…｣
｢え、あ、なっ、なんか結婚指輪？みたいだね！｣
イ｢みたいじゃなくて正真正銘の結婚指輪。｣
｢(ºㅁº)…え、えぇっ｣
イ｢いい加減わかれ、アホ。｣
｢だ、だってぇぇぇ…｣
イザナくんと付き合ってもう何年持つ、そりゃ結婚とか考えたこともあるけど、お仕事忙しいし、イザナくんとずっと一緒に居れればそれでいいとも思ってた。
−でも、実際 大好きな人から“結婚”の言葉を聞くのがこんなに嬉しいとは思わなかった
イ｢結婚……すんぞ。｣
｢ヒィーンｯ(тロт)｣
イ｢ははっwブサイクw｣
｢だってぇぇ(тロт)｣
イ｢で？返事は？｣
｢イザナぐんどぉ、ゲッゴンずるぅ〜(߹ㅁ߹)｣
イ｢ん、まぁ…どちらにせよ“うん”以外選択肢ねぇけとな。｣
ギュッ
｢イザナくんｯ…｣
イ｢…｣
｢誰よりも大好きだよぉぉぉ…｣
イ｢ん｣
｢イザナくんはｯ？｣
イ｢…好きじゃなきゃこんな小っ恥ずかしいこと言わねぇだろ｣
｢それはそうだけど、ちゃんと言ってくれないとヤダ(߹ㅁ߹)｣
イ｢ｯ…、あんま言わねぇからよく聞いとけ？｣
｢…((ｺｸﾘ｣
イ｢愛してる。｣
｢うん…うん、私も愛してるぅｯ( ˃ ⌑ ˂ഃ )ﾜｰﾝ｣
凄く幸せで、涙が止まらない
泣いてる私を彼は泣き止むまでずっと優しく抱きしめてくれた
こういうところは本当にお兄ちゃんだなぁ。
イ｢それ、貸せ｣
｢え？あ、はい｣
私は婚約指輪の入った箱を彼が言った通り手渡す
指輪を手に取り、そっと薬指にはめてくれて柄に似合わず指輪をはめた薬指にチュッと軽くキスを落とした。
イ｢ん、俺の見立てに狂いはねぇな(≖֊≖)ﾌｯ｣
｢わ、凄い自信(￣▽￣*)｣
イ｢行くぞ｣
｢え、急に！？しかも何処に！？｣
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作者名：名無し81060号 | 作成日時：2020年8月26日 15時
