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今日も今日とてtenzikuは賑やかで、子供たちの賑やかな笑い声と楽しげな声が飛び交っていた
この養護施設を設立して早、数年みんなのおかげで特に問題もなく経営できている。








子供「おねえちゃん、だぁれ?」


「初めまして、私 置屋Aと言います。イザナ…いや、理事長さんはいるかな?」


子供「りじちょーならアッチにいたよ!あんないしてあげる!」









と、言ってくれて私の手をギュッと繋ぎいそいそと、この養護施設tenzikuの創設者黒川イザナくんのいる所へ案内してくれた。




子供「りじちょー!!おきゃくさん!('□' )」

イ「あ?客?」

「やっほー、ちゃんとやってる〜?」

イ「A…何でここに居んだ( ⩌≡⩌)」

「(^∀^;)そ、そんな睨まないでヨ…」







そう言うと、イザナくんは書類から手を離し呆れ顔をする







イ「はぁ…何しに来た?」

「こ • れ 、届けに来たの(◦ˉ ˘ ˉ◦)」

イ「あ?」

「着替え!最近家に帰ってないんだって?真一郎さんから頼まれついでに理事長姿のイザナくん見に来た♡」


イ「(⩌ ⩌)………」

「だからその目ヤメテ( °∀°;)」








私の手から荷物を受け取ると、また書類作業を再開させパソコンとにらめっこが始まり、室内はカタカタとパイピング音が響き渡る





「忙しいの?ちゃんと寝てる?」

イ「…」

「取ってないんだネ…そんなんじゃいつか倒れるよ!」

イ「忙しいんだよ、寝てる暇ねぇ」

「( - - `)ハァ…その調子だとご飯も食べてないでしょ?」

イ「ゼリー飲料食ってる」

「全くもう」

イ「っ、何すん…だ。」







コツン((額を合わせる




少し痩せたかな?隈も酷いし
私は彼のほっぺたを掴み、書類作業しているイザナくんを無理やりこっち向かせ額を合わせた






「ちゃんと食べなきゃダメだよ」

イ「…」


「頑張るのはいいけど、たまにしか会えないのにイザナくんが段々と窶れてく姿見るのは耐えられない」


イ「…」

「イザナくん?」

イ「…そんな心配だったらAが俺を管理しろ」

「いや、私管理栄養士じゃないんだけど…」

イ「(ꐦ^^ ) お前はとことんアホだな」

「なっ!いきなり悪口とか酷くない!?」

イ「ハァ…」

「?」






ため息を一つつくと、デスクの引き出しからゴソゴソと小さな箱を取り出し、私に渡した。
その姿は心做しか少し照れてるように見えた。

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作者名:名無し81060号 | 作成日時:2020年8月26日 15時

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