黒バス

昔… ページ33

あ「みんなには話すけど、僕ね。バスケはやめたんだよ？」

キセキ「！！！？？？」

あ「僕はね、小学校の時からバスケをやっていた。小学校の高学年の時なんてバスケができない人生なんて要らないって思う位熱中してた…
けれど僕は、自分で自分のバスケを奪ったんだ」

黒「何故ですか？バスケ…好きだったんですよね？」

あ「好きだったんじゃない。今でも好きなんだ」

黒「じゃあ、何故ですか」

あ「前にいた中学さ、家から結構遠かったんだ。けど、僕がいた地域では1番バスケが強くて、どうしてもそこに行きたかった。そこは優しい人ばかりだった。家が遠い僕には片付けはやっといてやるから早く帰った方がイイって言ったりしてくれた。でも、その優しさは偽りだったんだ」

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