第383話 ページ1
向日「ど、どうなってんだ!?完全に攻めてるのは侑士なのに!」
跡部「……くせ者、なるほどな
今のゆずは風の動き・打球音・そして忍足のしぐさ…呼吸・目の動きなどから相手の心理状態まで読み取ってしまうほど、洞察力が研ぎ澄まされている……さすが俺様の女だ!!!」
日吉「別にあなたのものじゃないでしょう……」
日吉の小さな声は跡部には届かなかった
芥川「まじーーー!!あいつすっげぇー!!俺も試合してぇー!!」
宍戸「伊達に修羅場な潜ってねーってことか、さすが青学のルーキーだな」
その後も2人の試合は続いていく
忍足のチャンスボールがきたが、太陽によりそれが妨害される
忍足「(しもた!太陽の位置まで……ほなら影さえあれば十分や………!?)」
忍足の思考を読んだかのようにゆずが動く
自分の影でボールの影を消したのだった
審判「ゲーム宮野!4-2!!」
忍足「(冷静に見とる、状況を……俺の心理を)」
乾「まさかここまで成長していたとは……恐るべきルーキー……」
手塚「……(油断するなよゆず……)」
不二「フフ…」
誰が見てもゆずのペースになっていた
黒羽「いけー!!このままぶっちぎれー!!」
「ふぅ……(やはり強いな忍足さん……でもこのまま油断せず行かせていただきますよ……!?)」
そこでゆずは忍足の異変に気づいた
「(見えない……急に心の中読めなくなった……面白い!!)」
ゆずは焦ることなく、むしろこの状況を楽しむかのように試合に挑む
忍足「かなわんわぁお嬢ちゃん」
「ふふ、そうこなくっちゃ!!負けません!!」
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作者名:向日葵 | 作成日時:2024年2月22日 23時