青学の柱は2人のスーパールーキーだったpart8【テニスの王子様】

第299話 ページ8

審判「アドバンテージサーバー！！」


堀尾「いよいよ宮野のマッチポイントだ」


桑原「赤也ぁー！まだいける！ここを粘り切るんだー！！」






両校の声援が鳴り響く





青学「こんな宮野…」


立海「こんな赤也…」


青学/立海「「見た事ねぇ！！」」







「(なんて強い精神力、終盤に来て集中力が高まってる…その精神力の糸…断ち切らせてもらう！)」


堀尾「でたー！サンダーボルト！！」


切原「うぜぇ！！！(あの打球は一瞬でも見失ったらコートに落ちている…だから今見えてるうちに打ち返す！！！)」





切原はゆずの必殺技まで返してしまった







切原「しまった、一回目のサンダーボルトは囮か！！」






切原が体制を崩した瞬間もう一度サンダーボルトを打ち、打ち返される前に決めようと打った瞬間だった




切原の動きが格段に変わった


ゆずのスマッシュは切原の羆落としで返されてしまった





「なっ！！！！」






しかし不二の技を知っているゆずは打ち返された打球に追いつき打ち返す





しかしすぐさま今度はレーザービームで返されてしまった




ギリギリボールに反応し打ち返したが今度は丸井の鉄柱当てなどどんどんプレイスタイルが変わっていった





「(これは…！！"あの時"のリョーマと同じ…！！
)」





そう確信する前に、越前の技のドライブBで決められてしまった





真田「ま、まさか赤也……たどり着いたと言うのか………無我の境地！！！」






切原はどんどん色んな技を出してくる





柳「かまいたちかっ！？」


桑原「(…赤也、限界を超えやがった！あの時の越前とかいうヤローと同じだ…)」


柳生「信じられませんね…」


仁王「赤也のやつ…今まで戦った相手の技を繰り出してるのぉ」


真田「これが無我の境地というやつだ！」


丸井「無我の境地？」


真田「頭で考えて動くのではなく、身体が実際体験した記憶等を含め無意識に反応してしまう、いわば己の限界を超えた者のみが辿り着く事のできる場所だ…(ゆずには悪いが今回は赤也が貰う)」






圧倒的力でどんどん差を埋める切原





真田「勝て赤也！！立海大の関東優勝はお前の手で決めろ！！」





その声が聞こえたのか否か、切原の構えが変わった






真田「(あの構えは…！)」

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