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黒尾鉄朗じゃあ本日21時でもよろしくて皆様!?
夜久衛輔黒尾がお嬢様口調なの、怪しすぎる上に面白ぇなwww
夜久衛輔了解!
海信行俺も夜久と同じこと思った。
今日の21時、大丈夫だ。
Aこの中でお嬢様口調合うの、私は海信行説を提唱したい。本日21時大丈夫です!
海信行まさかの俺、ビックリした。
夜久衛輔いや、Aの気持ち分かるぞ!www
黒尾鉄朗皆俺をなんだと思ってんの。とりま今日21時な!
全員、了解というスタンプを送ってそこで会話はお開きとなる。現在時刻は17:35。21時まで割と余裕である。
「────────ただいまぁ〜!」
「あ、お母さんおかえりなさい!」
パジャマのまま玄関へと向かって、カフェのパートから帰ってきた母親を出迎える。
「あらAちゃん!わざわざお出迎えしてくれなくても良かったのよ、調子はどう?」
「ん、めちゃくちゃ寝てた」
「そう!」
「あのねお母さん、今日の21時に部活の皆…鉄君達同い年と電話することになったから、早めにお風呂とかご飯とか済ませたくて…。」
「まぁ!青春ね!アオハルだわぁ!!!」
「お母さん、水春憑依した???」
「そんなことあるわね〜!」
「あるんだ、ツボ」
「うふふ〜!!冷君もバイトで欠員が出てしまったから退勤時間が伸びたのと、冷士さんも今日帰りが遅くなるみたいだから、先に2人で夜ご飯食べちゃいましょ!すぐに夜ご飯作っちゃうけれど、それまでAちゃんは少しでもお部屋でのんびりしてて!」
「ありがとうお母さん、じゃあお言葉に甘えて」
「はーい!ゆっくり休んでね!」
自分の母ながら、本当にふわふわして可愛らしいな、と毎度思いながら、母の提案に甘えて自室へ踵を返した。母と話すと何だか毒気が抜けていく感覚がする(?)。伝わってくれ。
白黒すぐにハッキリさせたがる父と釣り合いがとれて、中々お似合いではないかと家族ながら思う。そんな父も『ほのさんと話していると心の底から安心する。ずっと俺の傍に居続けて欲しいと本気で思った。だからお母さんと結婚したんだ』と母の誕生日に惚気けていたのを急に思い出して、口角を上げながら自室のドアを開けた。
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作者名:RiN | 作成日時:2024年3月18日 5時