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「Aさん!ドリンク配りは俺がやるんで!!どうぞ座ってて下さい!」
「トラ、ありがとう。じゃあお願いするね、」
「はゔァ゙ッッ」
「あはは、変なの!私より美人で可愛い子なんて山ほどいるのに!」
「違うんです…Aさんからしか得られない栄養分ってあるんです……」
「なんかどっかで聞いたぞこれ。流行ってるのかこれは」
「あ。Aさん、俺、ドリンク作りしてきます」
「お、ケンマありがとう。ちょうど誰かにお願いしようと思っていたとこでさ。流石は音駒随一の観察眼持ちだね、頼もしいよ。分からないことがあれば他校のマネージャーに聞いてね、フクを通してで大丈夫だから」
「ドリンク作りで他校マネージャーとレッツリンク」
「この前の最適解は非常にツボったけど今回は何とも言えないごめんフク」
「記録用紙まとめなら俺がやるぞ、A」
「ありがとう信君。この赤ペンが入ってる紙を練習後皆に渡すの。それ以外のこの紙と、目印代わりに付箋をつけてるこの紙。それぞれ3つのグループ分けしなきゃなんだけど、いい?」
「もちろんだ。説明が分かりやすいからすぐに分かったぞ。ありがとうな」
「こちらこそ。お願いします、」
「お嬢さん、きちんと水分補給されてます?」
「うん、さっきケンマとフクが私の分も補充してくれたからしっかり出来てるよ。お気遣いありがとう鉄君」
「研磨が福永と一緒とは言えども自ら進んでドリンク作りしたってことは、それくらいAのこと心配してるって事だぜ。」
「そっか。ケンマって優しいよね。てか皆にはタメ口だから、私にも敬語じゃなくていいんだけどなぁ…」
「それさ、俺も気になって聞いてみたわけよ。そしたら研磨、『Aさんと馴れ馴れしくしてると、間違いなく他の人達に嫉妬されて面倒になる。Aさんにも迷惑かかるし、俺も面倒だし……』だとよ。」
「うへぇ、何か言われても私が先輩としてバシッと言い返すのに…。気は強い方なんだから、言う時は言うよ私……。まぁでも、ケンマらしいかな。」
「こんなに素敵なAと話してるだけで羨ましく思う奴は山ほどいるからな」
「そう?話したいと思ってくれてるんなら普通に話しかけてくればいいのに」
「まぁ、無自覚なのは仕方ないですね…」
「?、あれ、木兎が鉄君のこと呼んでるっぽい。行っておいで、」
「サンキュ、」
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名:RiN | 作成日時:2024年3月18日 5時