*22-2. ฅ^•ω•^ฅネコチャン!! ページ2
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それに対して続きを言えと言わんばかりに、夜久と俺は海の顔を見やる。
友情を築き上げた男は、言葉なくしても伝わるのだ(?)。
「A、『メイクするならすっぴんの時よりもメリハリつけたいタイプだけど、ちょっと顔色悪いかも、周りに心配かけたくないなって時にはそれを誤魔化すように軽くメイクするかも』って、前4人で遊んだ時に、チラッと、言ってたよな………?」
「………ッッ!!」
「っ!言ってた、絶対それじゃん!!じゃあ、まさか……!!」
食堂について、全体を見渡してそこで気付く。
Aが、Aだけが、そこにいないことに。
今この場にいないことと、今日の練習のAの様子を思い出して、最悪の事態を想定してしまって俺ら3人の顔から血の気が引いていく。
「っ!Aまだ体育館に残ってなかったか!?」
「っ。鍵当番だから先行っててって山本に話しかけてたのを見たぞ、」
「ッ!A………!!」
夜久は顔を青白くしながらAのスマホに電話をかける。おいおい、AのLINEアカウント、お気に入り登録してるのがバッチリ見えたんですけど。お気に入りから探して電話かけてんですけど。
───────だが今は、そう言ってる場合じゃない事態なので。
「─────いつもはすぐ出てくれんのに電話繋がんねぇ!!!」
「っ海!体育館戻るぞ!」
「ああ!」
「俺も行く!!3人で行くなら体育館分けようぜ!そっちの方が速い!」
「お前らスマホ持ってるな!?俺は第1体育館に行く!」
「持ってるぞ!俺は第2体育館へ向かう!」
「じゃあ俺第3体育館行くわ!」
「すぐ連絡出来るようにグルチャの通話繋げてそれぞれ向かうぞ!」
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西 - この方角に福があるはずです
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作者名:RiN | 作成日時:2024年3月18日 5時