【HQ】ヘーゼル色の光・2【夜久衛輔】 (ページ33)

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私と違うふわふわしている茶髪を靡かせて、雪絵さんとかおりさんと共に階段を降りていった。
時間を取らせてごめんね、ありがとうと3人に断りを入れながら、階段を再び昇り始めた。

「にしても可愛子ちゃんでしたねぇ楓ちゃん。『類は友を呼ぶ』って言うけど、ガチだったんだと俺思っちゃったわ」
「なぁ！それ俺も思った！！」
「アイドルに居そうな子だったなぁ。」
「でしょ〜。私の親友可愛いでしょ〜〜。むふふ〜。中学の時、3年連続で担任がアイドルグループのオーディションに勝手に履歴書出してたみたい。凄くない？」
「すげぇなそれ。でも納得するわ」
「会ったからわかると思うけど、見た目も声も可愛ければダンスもまぁ見事に可愛いからさ、アイドルなるだろうなと思ってたんだけど、合格しても辞退したんだよね」
「そうだったんだ。なんだかもったいないような……」

「──────青春したいらしい。」

「一発で理解したわ」
「そういうことか」
「まぁあの容姿性格だと、引く手数多だろうけどね。私も水春のやりたいこと応援してるし、水春も今までずっと私のことを応援してくれてるからさ。」

少し気負いと楽しみと抱えていた梟谷グループとの合宿に、親友である水春がいる。
心置きなく何でも話せて、共通点も何気に多い。
今までどんな時でも支えてくれた大事な存在が、明後日から一緒にマネ業頑張るのかと思うと、更に楽しみになってAの表情が綻んだ。

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＊楓水春
(デフォルトだと楓水春(かえでみはる)と読みます！)

・身長：157cm／体重：48kg
・誕生日：6/8。双子座。
・兄弟構成：弟・妹
・好物：卵料理
・最近の悩み：青春エピソードに飢えていること
・パワー2／バネ3／スタミナ3／頭脳4／テクニック2／スピード3

・Aの1つ下の親友ちゃん。
・母親が雪月病院の若き看護師長。その繋がりでAとは幼い頃からよく会っていた。
・AKBとか坂道に居そうな、マジで可愛い子。
・家の近くだからという理由で梟谷学園へ入った。
・しかし隣のクラスの赤葦京治に一目惚れし、プレーも見て更に惚れて、バレー部に押しかけるように入部した。
→現在猛アタック中であるが、バレーの邪魔をしないよう己の気持ちをぶつけている大人ちゃん。
・弟と妹がいてお姉ちゃんなので、マネ業めちゃくちゃ出来る。
・Aの変化にかなり早く気付くしサラッとリードしてくれるので、Aよりこっちの方が圧倒的にお姉ちゃん。